
お風呂の水垢、100均でここまで!? 驚くほどピカピカになる最強掃除術
水のトラブル
更新日 : 2026年11月01日

富士水道センター編集部
お風呂の鏡や壁、蛇口まわりの「白いウロコ汚れ」。
それは「水垢」が原因です。
放っておくとガンコにこびりつき、通常の洗剤ではびくともしません。
この記事では、水垢の正体と原因、落ちないときの“最強の対処法”、さらに人気洗剤(クエン酸・ウタマロ・ウルトラハードなど)やダイソーグッズを使った掃除方法を徹底解説します。
お風呂の水垢を落とす方法【汚れの程度別】

お風呂の水垢は、汚れの程度や種類によって効果的な落とし方が異なります。
軽い水垢であればクエン酸などの身近な洗剤で落とせますが、長期間放置して固まった頑固な水垢には、専用のクリーナーが必要になることもあります。
また、水垢に石鹸カスや皮脂汚れが混ざっている場合は、使用する洗剤を使い分けることが大切です。
まずは、汚れの状態に合わせた掃除方法を確認しましょう。
| 汚れの状態 | おすすめの掃除方法 |
|---|---|
| うっすら白くなっている | クエン酸スプレー |
| 石鹸カスや皮脂が混ざっている | 浴室用中性洗剤 |
| 白いウロコが固まっている | 水垢専用クリーナー |
| クエン酸でも落ちない | 素材に適した専用洗剤を検討 |
| 鏡のコーティングが劣化している | メーカーへの確認・交換検討 |
軽い水垢はクエン酸で落とす
鏡や蛇口にうっすらと付着した白い水垢には、クエン酸を使った掃除がおすすめです。
水垢の主な原因は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分です。
これらが蓄積してできたアルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸が効果を発揮します。
クエン酸を使った基本的な掃除方法は、以下のとおりです。
- 水200mlにクエン酸小さじ1杯を溶かし、スプレーボトルに入れる。
- 水垢が気になる部分にクエン酸水を吹きかける。
- 10〜15分ほど置き、柔らかいスポンジで優しくこする。
- 水で十分に洗い流し、乾いた布で水分を拭き取る。
水垢が落ちにくい場合は、クエン酸水を吹きかけた部分にラップを密着させる「クエン酸パック」も効果的です。
ただし、クエン酸は大理石などの天然石や一部の金属、コーティングされた素材には使用できない場合があります。
掃除する場所の材質やメーカーの注意事項を確認してから使用しましょう。
石鹸カスや皮脂が混ざった汚れは中性洗剤で落とす
お風呂の壁や床、浴槽などに付着する白い汚れは、水垢だけでなく石鹸カスや皮脂汚れが混ざっている場合があります。
特に、シャンプーやボディソープを頻繁に使用する場所では、複数の汚れが重なって蓄積しやすくなります。
こうした汚れには、ウタマロクリーナーなどの浴室に使用できる中性洗剤を試してみましょう。
基本的な掃除方法は、以下のとおりです。
- 汚れが気になる部分に中性洗剤を吹きかける。
- 製品の使用方法に従い、柔らかいスポンジで優しくこする。
- シャワーで洗剤を十分に洗い流す。
- 乾いたタオルで水分を拭き取る。
中性洗剤は皮脂や一部の石鹸カスを落とすのに適していますが、ミネラル成分が固まった水垢には十分な効果が得られないこともあります。
中性洗剤で落ちない白い汚れが残る場合は、水垢の可能性を考え、素材に適した酸性洗剤を検討しましょう。
頑固な水垢は専用クリーナーで落とす
長期間放置して白いウロコ状に固まった水垢は、クエン酸や中性洗剤だけでは落としきれない場合があります。
特に、お風呂の鏡や蛇口に厚く蓄積した水垢は、ミネラル成分が何層にも重なっているため、通常の掃除では除去しにくくなります。
このような頑固な水垢には、市販の水垢専用クリーナーを使用する方法があります。
水垢専用クリーナーには、酸の働きで汚れを落とすタイプや、研磨剤で物理的に削り落とすタイプなどがあります。
使用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 掃除する場所の材質に対応した製品を選ぶ
- 使用量や放置時間は製品の説明に従う
- 研磨剤入りの製品は、コーティングされた鏡や蛇口への使用を避ける
- 洗剤を使用した後は十分にすすぐ
- 酸性洗剤と塩素系洗剤は絶対に混ぜない
頑固な水垢だからといって、硬いブラシや研磨剤で強くこすると、鏡や蛇口の表面に傷がつくおそれがあります。
一度で落とそうとせず、素材を傷めない方法で少しずつ汚れを落とすことが大切です。
なお、白い跡が水垢ではなく、コーティングの劣化や金属表面の腐食によって発生している場合は、洗剤を使用しても改善しないことがあります。
クエン酸や専用クリーナーを使用しても落ちない場合は、無理にこすり続けず、汚れの原因や素材の状態を確認しましょう。
お風呂の水垢とは?正体と落ちにくい理由

お風呂の鏡や蛇口、壁などに白くこびりつく「水垢」は、水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が蒸発して残ったものです。
水そのものが乾くと、ミネラルが結晶化し「ウロコ状の汚れ」として固まります。
これがいわゆる“水垢”です。
さらに厄介なのが、シャンプーやボディソープの石鹸カスが混ざった汚れ。
ミネラルと結びつくことで強固な膜を作り、普通の洗剤では落としにくくなります。
見た目が白く濁ったり、鏡が曇って見えるようになったら、それは水垢のサイン。
放置するとカビや黒ずみの原因にもなるため、早めの対処が肝心です。
お風呂の水垢取り【場所別の最強落とし方】

水垢は付着する場所によって性質や落とし方が異なります。
ここでは、鏡・蛇口・壁や床の3つの場所に分けて、最強の落とし方を紹介します。
鏡の水垢取り
鏡の白いウロコ状の汚れは、水道水中のミネラルが乾燥して固まったもの。
まずはクエン酸スプレー+ラップパックがおすすめです。
- クエン酸スプレーを鏡全体に吹きかける。
- ラップで覆い、30分ほど放置する。
- やわらかいスポンジでこすり、汚れを落とす。
- 水で流し、乾いた布で拭き上げる。
それでも落ちない場合は、ウルトラハードなどの研磨系洗剤が最強。
鏡専用のウロコ取りパッドや、ダイソーの研磨シートも効果的です。
ただし、鏡のコーティングを傷つけないよう、強くこすりすぎないように注意しましょう。
蛇口・シャワーヘッドまわりの水垢
蛇口やシャワーヘッドの白いくもりは、ミネラル分が金属にこびりついたものです。
水滴を放置すると再付着しやすいので、掃除後の拭き取りが重要です。
- ウタマロクリーナーや重曹ペーストを布につける。
- 白くなった部分をやさしくこすり洗いする。
- クエン酸水に浸け置きできるパーツは、30分ほどつける。
- 水で流し、乾いたタオルでしっかり拭き取る
この手順で、きれいに落とせます。
壁・床の水垢
浴室の壁や床には、水滴と石鹸カスが混ざって広範囲に汚れが広がります。
ザラザラした白い跡が目立つ場合は、放置時間を長めにとるのがポイントです。
- クエン酸スプレーを壁や床全体に吹きかける。
- 15〜30分ほど放置する。
- スポンジでこすり洗いし、落ちない部分はメラミンスポンジを使う。
- 冷水で流し、乾いた布で拭き上げる。
目地やすき間の汚れは、歯ブラシを使うと細部まできれいにできます。
掃除後はしっかり乾燥させておくと、カビ防止にもなります。
クエン酸で落ちない頑固な水垢の対処法

お風呂の水垢掃除に効果的なクエン酸ですが、汚れの状態によっては十分に落とせないことがあります。
特に、長期間放置して固まった水垢や、石鹸カスなどが混ざった汚れは、クエン酸だけでは除去しきれない場合があります。
クエン酸を使っても水垢が落ちない場合は、汚れの原因を確認し、適切な洗剤や掃除方法に切り替えることが大切です。
ここでは、クエン酸で水垢が落ちない理由と、頑固な汚れへの対処法を解説します。
クエン酸で水垢が落ちない理由
クエン酸で水垢が落ちない主な理由は、汚れが厚く蓄積していることや、水垢以外の汚れが混ざっていることです。
水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が残り、徐々に蓄積することで発生します。
付着して間もない水垢は比較的簡単に落とせますが、長期間放置すると硬くこびりつき、クエン酸だけでは除去しにくくなります。
また、お風呂には水垢以外にも、皮脂汚れや石鹸カス、シャンプーの残留物などが付着しています。
これらの汚れが重なっている場合、クエン酸が水垢に十分に作用せず、思うように落ちないことがあります。
さらに、鏡の白いくもりや蛇口の変色は、水垢ではなく表面のコーティング劣化や腐食が原因となっている可能性もあります。
そのため、クエン酸で落ちない場合は、必ずしも洗浄力が不足しているとは限りません。
水垢専用の酸性洗剤を使用する
クエン酸で落とせない頑固な水垢には、市販の水垢専用クリーナーを使用する方法があります。
水垢専用クリーナーには、クエン酸よりも強い酸性成分を配合した製品があり、硬くこびりついたミネラル汚れに効果を発揮する場合があります。
使用する際は、以下の手順を参考にしてください。
- 掃除する場所の材質を確認し、対応した水垢専用クリーナーを用意する。
- 製品の説明に従って、汚れが気になる部分に洗剤を塗布する。
- 指定された時間だけ置き、柔らかいスポンジなどで優しく洗う。
- 水で十分に洗い流し、乾いた布で水分を拭き取る。
酸性洗剤は製品によって洗浄力や使用できる素材が異なります。
特に、金属製の蛇口やコーティングされた鏡、天然石などは、酸性洗剤によって変色や腐食が発生するおそれがあるため注意が必要です。
また、酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生する危険性があります。
異なる洗剤を続けて使用する場合も、製品の注意事項を確認し、洗剤が残らないよう十分に洗い流しましょう。
研磨剤入りクリーナーを使用する
酸性洗剤でも落ちない頑固な水垢には、研磨剤入りのクリーナーを使用する方法もあります。
研磨剤入りクリーナーは、洗剤の成分だけでなく、細かな研磨粒子によって水垢を物理的に削り落とすのが特徴です。
特に、鏡にこびりついた白いウロコ状の汚れなどに使用されることがあります。
ただし、研磨剤は水垢だけでなく、掃除する場所の表面にも影響を与える可能性があります。
以下のような素材には注意が必要です。
- コーティングされた鏡:表面の保護膜が剥がれるおそれがある
- メッキ加工された蛇口:細かな傷や光沢の低下につながる場合がある
- 樹脂製の浴槽や壁:表面に傷がつき、汚れが付着しやすくなる可能性がある
研磨剤入りクリーナーを使用する場合は、必ず製品の対応素材を確認し、使用可能な場所に限って使いましょう。
また、強い力でこすると傷の原因になるため、無理に磨き続けないことも大切です。
無理にこすらず専門業者に相談すべきケース
クエン酸や水垢専用クリーナーを使用しても白い汚れが落ちない場合は、水垢以外の原因が考えられます。
例えば、鏡の表面に施されたコーティングの劣化や、蛇口のメッキ部分の腐食などは、洗剤で掃除しても元の状態に戻せないことがあります。
また、長年蓄積した水垢を無理に削り落とそうとすると、設備そのものを傷つけてしまう可能性があります。
以下のような場合は、掃除を中断して専門業者や設備メーカーに相談することをおすすめします。
- クエン酸や専用洗剤を使用しても白い汚れが落ちない
- 鏡の表面が白く濁り、拭いても改善しない
- 蛇口のメッキが剥がれたり、変色したりしている
- 掃除中に表面の傷やコーティングの剥がれが見つかった
- 水垢だけでなく、蛇口からの水漏れなどの不具合も発生している
水垢のように見える汚れでも、設備の劣化や損傷が原因となっている場合は、部品交換などが必要になることもあります。
頑固な汚れを無理に落とそうとするのではなく、設備の状態に合わせて適切に対処することが大切です。
クエン酸・ウタマロ・ウルトラハード徹底比較

お風呂の水垢を落とすには、汚れの種類に合わせて洗剤を選ぶことが大切です。
ここでは、人気の3種類「クエン酸」「ウタマロ」「ウルトラハード」を比較し、それぞれの特徴と使い方を紹介します。
【クエン酸・ウタマロ・ウルトラハード比較表】
| 洗剤 | 特徴・得意な汚れ | おすすめの使用場所 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| クエン酸 | 酸性。軽い水垢やミネラル汚れに効果的 | 鏡・蛇口・壁(対応素材のみ) | 天然石や一部の金属、コーティング面には使用不可の場合がある |
| ウタマロクリーナー | 中性。皮脂汚れや一部の石鹸カスに適している | 浴槽・壁・床 | 固まった頑固な水垢には効果が弱い |
| ウルトラハードクリーナー | 水垢用など製品ごとに異なる。頑固な水垢に対応する製品がある | 鏡・蛇口など(製品の対応素材による) | 製品によって成分や使用できる場所が異なる |
| 重曹 | 弱アルカリ性。皮脂汚れなどに適している | 浴槽・床・風呂椅子(対応素材のみ) | ミネラル由来の水垢には効果が弱く、粉末でこすると傷の原因になる |
| お酢 | 酸性。軽い水垢に効果が期待できる | 鏡・蛇口(対応素材のみ) | 酸に弱い素材には使用できず、においが残ることがある |
クエン酸:軽い水垢におすすめ
クエン酸は水道水に含まれるミネラル汚れ(アルカリ性)を中和できる酸性クリーナーで、ナチュラル洗剤として人気があります。
以下の手順で使いましょう。
- クエン酸小さじ1を水200mlに溶かしてスプレーボトルに入れる。
- 水垢部分に吹きかけ、ラップで覆って30分ほど放置する。
- 柔らかいスポンジでこすり、水で洗い流す。
- 乾いたタオルで拭き上げて仕上げる。
安全でコスパも良く、鏡や蛇口などの軽い汚れにぴったり。
ただし、頑固なウロコ汚れには効きにくいため、別の洗剤との併用がおすすめです。
なお、クエン酸はお風呂掃除だけでなくトイレ掃除でも大活躍します。
以下の記事もぜひチェックしてみてください。
ウタマロクリーナー:万能タイプで毎日使いに最適
中性洗剤で素材に優しく、手肌にも安心。
お風呂全体の掃除に使える万能タイプです。
使い方の手順
- 水垢部分に直接スプレーする。
- 数分放置し、スポンジやブラシでこすり洗いする。
- 汚れが落ちたらシャワーでしっかり洗い流す。
- 乾いた布で水気を拭き取る。
床・壁・浴槽など、広範囲の掃除にぴったり。
軽い水垢ならこれ一本で十分落とせます。
ウルトラハード:落ちない水垢に最強
強力な酸性タイプに研磨剤を配合した、プロレベルの洗浄力を持つ最強クラスの洗剤です。
使い方の手順
- ゴム手袋を着用し、汚れ部分に少量を塗布する。
- 数分放置して汚れを浮かせる。
- スポンジや専用パッドでやさしく磨く。
- 水でよく流し、乾いたタオルで拭き取る。
クエン酸で落ちない頑固な鏡のウロコや蛇口の白い跡に最適。
ただし、素材によっては傷がつく場合があるため、目立たない場所で試してから使うようにしましょう。
ダイソー・100均アイテムでできる水垢掃除

お風呂の水垢掃除は、100円ショップのアイテムを使うだけでも十分にきれいにできます。
特にダイソーは、鏡のウロコ取りパッドや重曹・クエン酸など、プロ顔負けの掃除グッズが豊富に揃っており、コスパ重視の人には最強の選択肢です。
おすすめのアイテムをまとめました。
鏡のウロコ取りパッド
頑固な白いウロコ汚れに使える研磨タイプ。
軽くこするだけでくもりが取れやすくなります。
ただし、コーティングされた鏡には使用を控え、力を入れすぎないよう注意しましょう。
クエン酸スプレー・重曹パウダー
クエン酸はミネラル汚れに、重曹は皮脂や石鹸カスに有効。
この2つを組み合わせて使うと発泡し、汚れが浮きやすくなります。
手順は以下のとおりです。
- 水垢部分にクエン酸スプレーを吹きかける。
- 上から重曹をふりかける。
- 泡が出たら5分ほど放置し、スポンジでこすり洗い。
- 水で流し、乾いた布で拭き上げる。
- メラミンスポンジ・水垢取りクロス
細かい汚れを研磨しながら落とせる定番アイテム。
鏡・蛇口・壁のいずれにも使える万能タイプです。
使用後はしっかりすすぎ、スポンジを乾燥させておくと長持ちします。
すき間ブラシ・スプレーボトル
壁や床の目地、蛇口の根元など細部の汚れに最適。
クエン酸水をスプレーしてブラシでこすれば、黒ずみやカビもまとめて落とせます。
お風呂の水垢掃除でやってはいけないこと

お風呂の水垢を落とす際は、洗剤の種類や掃除方法に注意が必要です。
間違った方法で掃除すると、水垢が落ちないだけでなく、鏡や蛇口、浴槽などの設備を傷つけてしまう可能性があります。
特に、酸性洗剤の取り扱いや研磨剤の使用には注意しましょう。
ここでは、お風呂の水垢掃除でやってはいけない4つの行為と、その理由を解説します。
酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜる
お風呂の水垢掃除で特に注意したいのが、酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜることです。
水垢を落とすクエン酸や酸性クリーナーと、カビ取りに使われる塩素系洗剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生する危険性があります。
塩素ガスを吸い込むと、目や喉への刺激、咳、呼吸困難などを引き起こすおそれがあり、非常に危険です。
また、洗剤を直接混ぜていなくても、浴室の床や排水口などに残った洗剤が混ざる可能性があります。
そのため、以下の点を守りましょう。
- 酸性洗剤と塩素系洗剤を絶対に混ぜない
- 異なる種類の洗剤を同時に使用しない
- 洗剤を切り替える際は、製品の注意事項を確認する
- 掃除中は十分に換気する
特に、クエン酸と塩素系カビ取り剤の組み合わせには注意が必要です。
「混ぜるな危険」と表示された洗剤は、必ず使用上の注意を守り、安全に取り扱いましょう。
鏡や蛇口を硬いスポンジで強くこする
頑固な水垢を落とそうとして、硬いスポンジや金属たわしなどで強くこするのも避けましょう。
水垢は硬く固まっているため、力を入れてこすりたくなりますが、掃除する場所の表面まで傷つけてしまう可能性があります。
特に、浴室の鏡や蛇口には、汚れの付着を防ぐコーティングやメッキ加工が施されている場合があります。
硬いスポンジや研磨剤で強くこすると、こうした表面加工が剥がれたり、細かな傷がついたりするおそれがあります。
また、メラミンスポンジも研磨作用があるため、すべての素材に使用できるわけではありません。
水垢を掃除する際は、まず柔らかいスポンジやクロスを使用し、汚れの種類に合った洗剤で落とすことをおすすめします。
どうしても落ちない場合は、素材に対応した水垢専用クリーナーを検討しましょう。
素材を確認せずに酸性洗剤を使用する
クエン酸や酸性クリーナーは水垢掃除に効果的ですが、浴室のすべての素材に使用できるわけではありません。
酸性洗剤は、素材によっては変色や腐食、表面加工の劣化を引き起こす可能性があります。
特に、以下のような素材には注意が必要です。
- 大理石などの天然石:酸によって表面が溶けたり、光沢が失われたりするおそれがある
- アルミニウムなどの金属:変色や腐食が発生する場合がある
- メッキ加工された蛇口:表面加工の状態によっては変色や劣化につながる可能性がある
- コーティングされた鏡:保護膜が傷んだり、剥がれたりするおそれがある
また、浴槽や壁、床なども材質によって使用できる洗剤が異なります。
酸性洗剤を使用する前には、必ず設備メーカーや洗剤メーカーの注意事項を確認しましょう。
水垢を落とすことだけを優先せず、掃除する場所の素材を傷めない方法を選ぶことが大切です。
洗剤を長時間放置する
水垢をしっかり落としたいからといって、洗剤を必要以上に長時間放置するのも避けましょう。
クエン酸や酸性クリーナーは、一定時間汚れに作用させることで水垢を落としやすくなります。
しかし、長時間放置すればするほど洗浄効果が高まるわけではありません。
洗剤を放置しすぎると、素材の変色や腐食、コーティングの劣化につながる可能性があります。
特に、酸性洗剤を金属部分に長時間付着させたままにすると、表面を傷めるおそれがあるため注意が必要です。
また、洗剤が乾燥すると成分が残留し、かえって汚れや変色の原因になる場合もあります。
洗剤を使用する際は、製品に記載された使用量や放置時間を守り、掃除後は水で十分に洗い流しましょう。
一度で落ちない頑固な水垢も、無理に長時間放置するのではなく、汚れの状態や素材に適した掃除方法を見直すことが大切です。
水垢をつかないようにする予防法

水垢は、発生してから落とすよりも「つかない環境を作る」ことが何よりも大切です。
毎日のひと手間を習慣化することで、掃除の頻度を大きく減らせます。
以下のひと手間をこまめにおこなうことで、水垢の予防が可能です
- 浴後に冷水をかけて石鹸カスを流す
- 壁・鏡・蛇口をタオルで拭き上げる
- 換気をしっかり行う
- 撥水コート剤を使う
- 週1回の軽い掃除でリセット
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入浴後に冷水をかけて石鹸カスを流す
お風呂上がりにお湯のまま放置すると、蒸発した水分の中にミネラルが残り、水垢の原因になります。
入浴後に冷水シャワーを全体にかけることで、石鹸カスや皮脂を洗い流し、温度差で発生する結晶化も防げます。
壁・鏡・蛇口をタオルで拭き上げる
水滴を残さないことが最も効果的な予防法です。
柔らかいマイクロファイバークロスや吸水タオルを使い、鏡や金属部分を軽く拭き上げましょう。
時間に余裕がある日は、床もさっと拭いておくとさらに効果的です。
換気をしっかり行う
湿気が残ると水分が乾くまでに時間がかかり、水垢ができやすくなります。
入浴後はドアを開け、換気扇を最低1時間は回しておきましょう。
乾燥させることが、カビ防止にもつながります。
撥水コート剤を使う
鏡や蛇口の表面に撥水コートを塗っておくと、水がはじかれて汚れがつきにくくなります。
市販のコーティング剤を月1回程度使用するだけでも、くもりや白い跡ができにくくなります。
週1回の軽い掃除でリセット
水垢は毎日の積み重ねで固まる汚れです。
週に1度、クエン酸スプレーで全体を軽く拭くだけでも、ガンコな汚れになるのを防げます。
「つけない・残さない・乾かす」を意識することが、水垢対策の基本です。
よくある質問(FAQ)

最後にお風呂の水垢に関するよくある質問をまとめました。
参考にしてみてください。
Q1.お風呂の水垢取りで最強の方法は?
A.まずはクエン酸スプレー+ラップパックで汚れを柔らかくするのが基本です。
それでも落ちない場合は、ウルトラハードなどの酸性研磨クリーナーを使うと高確率で除去できます。
鏡や蛇口のウロコ汚れには、ダイソーの「ウロコ取りパッド」もおすすめです。
Q2.クエン酸で落ちない水垢はどうすればいい?
A.クエン酸は軽いミネラル汚れには有効ですが、結晶化した水垢には効果が弱いことがあります。
その場合は「ウルトラハード」や「ジフ」などの研磨剤入りクリーナーを使いましょう。
Q3.ウタマロクリーナーでも水垢は落ちる?
A.中性洗剤のため、軽い水垢や石鹸カスなら十分に落とせます。
ただし、硬くなったウロコ汚れにはクエン酸や強力な酸性クリーナーを併用すると効果的です。
Q4.鏡のコーティングを傷つけずに掃除するには?
A.研磨剤入りスポンジや硬いブラシの使用は避け、やわらかいクロスやスポンジで軽くこすりましょう。
どうしても汚れが落ちない場合は、鏡の保護コートを再施工するのもおすすめです。
Q5.水垢がつかないようにする簡単な方法は?
A.入浴後に冷水シャワーで流してから水分を拭き取り、しっかり換気することです。
これだけで水垢の付着率は大幅に減ります。
あわせて、鏡や蛇口に撥水コートを塗ると予防効果がさらに高まります。
Q6.100均アイテムでも十分掃除できる?
A.はい。クエン酸・重曹・メラミンスポンジを組み合わせれば、ほとんどの軽度な水垢は落とせます。
特にダイソーの「鏡のウロコ取りパッド」はコスパ最強アイテムとして人気があります。
まとめ
お風呂の水垢は、放置するほど落としにくくなるガンコな汚れですが、ポイントを押さえれば自宅でも十分きれいにできます。
まずはクエン酸スプレーやウタマロクリーナーで軽い汚れを落とし、それでも落ちない場合はウルトラハードなどの最強洗剤を使ってみましょう。
さらに、ダイソーをはじめとする100均グッズを上手に組み合わせれば、プロのような仕上がりも夢ではありません。
掃除後は水分をしっかり拭き取り、冷水シャワーや換気を習慣化することで、水垢の再発を防ぐことができます。
「つけない・残さない・乾かす」を意識して、毎日の入浴時間を気持ちよく過ごしましょう。
記事の監修者

島尻 博富士水道センター
水道工事や各種水回りの修理に従事して35年間。大規模修繕工事の計画~実施までの対応も可能。保有国家資格(給水装置工事主任技術者、一級管工事施工管理技士、一級建築配管技能士)。2023年1月25日放送 テレ朝スーパーJチャンネルで強烈寒波の報道に出演。













