
【横浜市】トイレ詰まりの原因とは|自分で対応できる範囲と業者に依頼する基準
トイレ
更新日 : 2026年01月28日

富士水道センター編集部
横浜市は、集合住宅と戸建て住宅が混在する人口規模の大きな都市です。
築年数の異なる住宅が多く、水回り設備や排水構造には地域差があります。
トイレの詰まりは、こうした住宅環境の違いによって原因が変わるものです。
同じ症状でも、取るべき対応は一つではありません。
本記事では、詰まりの原因と初動対応を具体的に解説します。
目次
横浜市でトイレが詰まる原因はどこにあるの?

トイレ詰まりの原因は複数あり、それぞれ対処方法が異なります。
それぞれ見ていきましょう。
トイレットペーパーを一度に大量に流した場合
一度に大量のトイレットペーパーを流すと、排水路の途中で固まって詰まります。
トイレットペーパーは水に溶ける素材ですが、溶けるまでには時間がかかるものです。
大量に流すと団子状に固まり、後から流れてくる水や排泄物がせき止められて詰まりを形成します。
特に節水型トイレでは、1回あたりの水量が少ないため、通常の便器よりも詰まりやすい傾向に。
横浜市の新築マンションや改築済み物件では節水型トイレが標準装備されており、従来の感覚で使うと詰まるリスクがあるので注意しましょう。
水に溶けにくい異物を流した場合
トイレには、トイレットペーパーと排泄物以外を流してはいけません。
ティッシュペーパー、ペーパータオル、生理用品、おむつ、ペット用トイレ砂、綿棒、歯間ブラシなどは水に溶けず、排水管内で詰まります。
特にティッシュペーパーは、見た目がトイレットペーパーに似ているため誤って流されることが多いですが、水に溶けない素材で作られているので注意しましょう。
「流せる」と表示されたお掃除シートやペット用砂も、配管の状態によっては詰まりの原因になります。
子供がおもちゃや小物を誤って落とすケースも。
異物が入ると詰まりを引き起こす原因になります。
節水型トイレ特有の排水量不足
節水型トイレは1回あたり4〜5リットル程度の水で流す設計です。
従来型トイレの8〜13リットルと比べて水量が大幅に少ないため、排泄物やトイレットペーパーを押し流す力が弱くなります。
このため、通常量のトイレットペーパーでも、流し方によっては途中で詰まってしまうことも。
横浜市内の新築物件や改築済みマンションでは、節水型トイレの設置率が高くなっています。
節水型トイレでは、小まめに分けて流す、一度に使う紙の量を減らすなどの配慮が必要です。
参考:TOTO
屋外排水管や汚水桝の詰まり
トイレ本体や室内配管に問題がなくても、屋外の排水管や汚水桝が詰まっていると、トイレが使えなくなります。
横浜市の戸建て住宅では敷地内に汚水桝が設置されており、ここに落ち葉や土砂、油脂が蓄積すると排水不良を起こす構造です。
特に築年数が古い住宅では、配管内部に尿石や汚れが固着し、内径が狭くなっていることがあります。
集合住宅の場合は、共用排水管の詰まりや破損が原因で、複数の住戸で同時に詰まりが発生することも。
屋外配管のトラブルは、便器内の水位が下がらない、異臭がするなどの症状で判別できます。
トイレが詰まった直後に取るべき行動は?

詰まりを発見した直後の対応が、被害の規模を左右します。
落ち着いて正しい手順を実行することで、状況悪化を防げます。
水を流さず被害拡大を防ぐ
トイレが詰まっていると気づいたら、すぐにレバーの操作を中止します。
「もう一度流せば解消するかも」という期待で何度もレバーを回すと、便器内の水位が上昇し、溢れるリスクが高まります。
特に「大」レバーは一度に大量の水を流すため、詰まり状態では絶対に使用してはいけません。
横浜市の集合住宅では、便器から溢れた汚水が階下に漏れると、原状回復費用や賠償責任が発生する可能性があります。
詰まりを確認したら、まず「流さない」を徹底することが最優先です。
止水栓を閉めて溢れを防止する
トイレの止水栓は、便器の横または後ろ、壁や床から出ている配管に付いています。

止水栓を時計回りに回すと水が止まり、これ以上便器内に水が供給されなくなる仕組みです。
止水栓を閉めずにレバーを操作し続けると、便器から汚水が溢れて床が水浸しになるので注意しましょう。
便器内の水位を確認する
便器内の水位が通常より高い場合、排水路のどこかで詰まりが起きている証拠です。
水位が徐々に下がっていくなら軽度の詰まり、全く下がらないなら重度の詰まりと判断できます。
水位の変化を5〜10分程度観察し、状況を記録しておくと、業者への説明がスムーズになります。
便器の外に水が溢れていないか、床や壁に濡れた跡がないかも目視で確認しましょう。
逆流が確認できる場合は、配管の深い部分で詰まりが発生している可能性が高いため、自力での解消は困難です。
自分で対応できる詰まりとできない詰まりの違いは?

詰まりの種類によって、自力で解消できるケースと業者依頼が必要なケースが分かれます。
判断を誤ると、かえって状況を悪化させる可能性があります。
軽度な紙詰まりであれば自己対応可能
トイレットペーパーや排泄物が原因の軽度な詰まりは、ラバーカップ(スッポン)で解消できる可能性があります。
以下の手順で使ってみてください。
- ゴム部分が完全に水に浸かる状態にします。
- 排水口に密着させてゆっくり押し込み、勢いよく引く動作を10〜15回繰り返します。
この時、押すではなく「引く」動作が詰まりを動かすポイントです。
作業後は少量の水で流れを確認し、改善が見られなければ作業を中断して業者依頼を検討しましょう。
異物混入は自己対応を避けるべき理由
おもちゃ、携帯電話、生理用品、ペット用品などの固形物が詰まっている場合、ラバーカップでは解消できません。
無理に押し込むと、異物が配管の奥深くに入り込み、取り出しが困難になります。
異物が排水管の途中で引っかかると、配管の取り外しや破損部分の交換が必要になり、修理費用が高額化するので要注意。
異物を落とした場合は、自分で対処しようとせず、速やかに業者に相談しましょう。
排水管側の詰まりは業者対応が必要
便器本体ではなく、排水管や汚水桝が詰まっている場合は、専門機材が必要です。
配管内部の汚れや尿石の蓄積は、高圧洗浄機でなければ除去できません。
屋外の排水桝が詰まっている場合も、桝の蓋を開けて内部を清掃する必要があり、一般の方が行うには衛生面でもリスクがあります。
複数の水回り(トイレ、洗面所、浴室など)で同時に排水不良が起きている場合は、共用部分の配管トラブルの可能性が高くなります。
このような状態では、自力での対応は不可能であり、専門業者への依頼が必須です。
横浜市の住宅事情がトイレ詰まりに与える影響とは?

横浜市特有の住宅環境が、トイレ詰まりの発生頻度や原因に影響を与えています。
地域の特性を理解することで、予防策や対応方法を適切に選択できます。
築年数が古い住宅に多い配管構造
横浜市内には築30年以上の住宅が多く存在し、排水管の老朽化が進んでいます。
古い配管は内部に尿石や汚れが蓄積しやすく、配管の内径が狭くなっていることも。
配管の勾配不足や経年劣化による変形も、流下速度の低下を招きます。
特に鶴見区、神奈川区、南区などの古い住宅密集地では、配管の老朽化に起因する詰まりが頻発しています。
定期的に流れが悪くなる場合は、配管洗浄や部分交換を検討しましょう。
戸建てと集合住宅で異なる詰まり原因
戸建て住宅では、敷地内の汚水桝や屋外配管が詰まりの原因になることが多くなります。
落ち葉や土砂が桝に流入したり、庭木の根が配管に侵入したりするケースも。
一方、集合住宅では専有部分のトイレに問題がなくても、共用排水管の詰まりや破損が影響することがあります。
複数の住戸で同時に詰まりが発生する場合は、共用管の問題かもしれません。
横浜市の古い団地やマンションでは、共用管の老朽化が進んでおり、管理組合による計画的な修繕が必要です。
地域特性による汚水桝トラブル
横浜市は起伏の多い地形で、坂道や高低差のある敷地が多く存在します。
高低差がある場所では、排水の流れが速くなりすぎたり、逆に勾配不足で流れが悪くなったりします。
港北区や青葉区などの丘陵地帯では、敷地の高低差が排水環境に影響を与えるケースも。
また、海に近い地域では、潮の満ち引きや地下水位の変動が排水に影響することもあります。
業者に依頼する場合の判断基準は?

自力対応の限界を見極め、適切なタイミングで業者へ依頼することが重要です。
以下の状況では、早めの依頼が推奨されます。
ラバーカップで改善しない場合
ラバーカップを正しく使用しても改善が見られない場合は、詰まりが重度であるか、異物が原因である可能性があります。
15〜20回程度試しても変化がない場合は、それ以上の作業を中止しましょう。
無理に作業を続けると、便器や配管を傷める危険があります。
水位が下がらず逆流する場合
30分以上経過しても便器内の水位が全く下がらない場合、排水路が完全に詰まっている可能性があります。
水位が下がらないまま作業を続けると、便器から水が溢れるリスクがあるので注意してください。
汚水が逆流してくる場合は、配管の深い部分で詰まりが発生している証拠です。
この状態は自力での解消が困難であり、専門機材を持つ業者への依頼が必要です。
異臭や屋外汚水桝に異常がある場合
通常と異なる強い異臭や、黒ずんだ汚水が逆流してくる場合は、配管や汚水桝のトラブルです。
屋外の汚水桝を確認し、水が溢れていたり、汚泥が満杯になっていたりする場合は、桝の清掃が必要です。
汚水桝の清掃は専門業者に依頼するのが一般的で、衛生面や安全面からも自力での作業は推奨されません。
早めに業者へ相談し、原因を特定して根本的な解決を図ることが重要です。
トイレ詰まりを再発させないためにできることは?

一度詰まりを解消しても、使い方が変わらなければ再発します。
日常的な注意と定期的なメンテナンスで、トラブルを予防できます。
流してよいものを明確に理解する
トイレに流してよいのは、トイレットペーパーと排泄物のみです。
「流せる」と表示されたお掃除シートやペット用トイレ砂も、配管の状態によっては詰まりの原因になります。
ティッシュペーパー、ペーパータオル、生理用品、おむつ、綿棒、デンタルフロスなどは、絶対に流してはいけません。
子供がいる家庭では、おもちゃや小物をトイレに持ち込まないルールを徹底してください。
家族全員が正しい知識を共有し、誤った使い方を防ぐことが再発防止の基本です。
トイレットペーパーの使用量を調整する
一度に流すトイレットペーパーの量は、片手で軽く握れる程度が目安です。
多量に使用した場合は、2〜3回に分けて流すことで、詰まりのリスクを下げられます。
横浜市内に多い節水型トイレでは、この基準をさらに少なめに設定するのが安全です。
使用量を意識的に減らす習慣をつけることで、長期的に詰まりを予防できます。
定期的に排水環境を点検する
月に1回程度、トイレの流れ方を意識的に観察してみてください。
水位の戻りが遅い、渦が弱い、ゴボゴボと音がするなどの変化は、詰まりの前兆です。
異変に気付いたら、早めにラバーカップでメンテナンスを行うか、薬剤で配管洗浄を実施しましょう。
横浜市の戸建て住宅では、半年に1回程度、敷地内の排水桝を点検し、汚れが溜まっていれば清掃してください。
築10年以上の住宅では、数年に1回、業者による高圧洗浄や配管診断を受けることで、突然のトラブルを予防できます。
横浜市でトイレ詰まりに困っている方は富士水道センターへ
横浜市でトイレ詰まりが発生した際は、富士水道センターが迅速に対応します。
24時間365日受付可能で、夜間や朝の突然のトラブルにも対応。
経験豊富なスタッフが、軽度の詰まりから配管洗浄が必要な重度のトラブルまで、あらゆるケースを解決します。
横浜市全域に対応しており、どの地域からでも迅速に訪問可能です。
作業前には必ず詳細な見積もりを提示し、料金と作業内容についてしっかりご説明します。
見積もり内容にご納得いただいてから作業を開始するため、後から追加料金が発生する心配はありません。
横浜市でトイレ詰まりにお困りの際は、信頼と実績の富士水道センターへお気軽にご連絡ください。
よくある質問
横浜市でトイレが詰まった場合、水道局に連絡すべきですか?
横浜市の水道局は、公道下の本管や水道メーターまでを管理しています。
敷地内の排水管やトイレ本体のトラブルは、所有者または使用者の責任範囲です。
水道局への連絡が必要なのは、公道下の本管が破損している場合や、水道メーターから先の給水管に問題がある場合です。
トイレの詰まりは、まず管理会社(賃貸・分譲)または水道修理業者へ連絡しましょう。
判断に迷う場合は、水道局の相談窓口に問い合わせて、対応範囲を確認することもできます。
夜間や早朝でも業者対応は必要ですか?
トイレが使えない状態が長時間続くと、生活に深刻な支障が出ます。
単身世帯や高齢者世帯では、近隣のトイレを借りる選択肢が限られることもあるでしょう。
生活の継続を優先すべき場合は、夜間や早朝でも業者へ依頼してみてください。
ラバーカップで何度試しても改善しない原因は何ですか?
ラバーカップで改善しない主な原因は、異物の混入、配管の奥深くでの詰まり、配管自体の破損や変形です。
ラバーカップは便器に近い部分の詰まりには有効ですが、排水管の奥や屋外配管の詰まりには効果がありません。
また、プラスチックや金属などの固形物が詰まっている場合、ラバーカップでは動かせません。
配管内部の尿石や汚れの蓄積が原因の場合は、高圧洗浄機による清掃が必要です。
何度試しても改善しない場合は、自力での対応を中止し、専門業者へ依頼する判断が適切です。
集合住宅で詰まった場合、管理会社へ連絡する基準は?
賃貸物件では、トイレのトラブルは基本的に管理会社または大家へ連絡します。
契約書に緊急連絡先が記載されているため、まず確認してください。
分譲マンションでは、専有部分のトイレが原因であれば所有者の責任ですが、共用部分の配管が原因であれば管理組合の責任です。
複数の住戸で同時に詰まりが発生している場合は、共用部分のトラブルである可能性が高くなります。
勝手に業者を呼ぶと費用負担でトラブルになる可能性があるため、必ず事前に管理会社へ連絡してください。
トイレ詰まりの修理費用はどの程度かかりますか?
軽度の詰まりをラバーカップやワイヤーで解消する作業は、基本料金と作業料を含めて8,000円〜20,000円程度が相場です。
高圧洗浄機を使用する場合は、35,000円程度かかります。
便器の脱着や排水管の部品交換が必要な場合は、50,000円以上になることもあります。
作業前に必ず見積もりを取り、追加作業が発生する可能性と費用を確認しておくことが重要です。
応急処置としてやってはいけない行動はありますか?
詰まっている状態で何度もレバーを回すと、便器から汚水が溢れる危険があります。
熱湯を流すと便器の陶器が熱膨張で割れる可能性があるため、必ず40〜50度程度のぬるま湯を使用してください。
針金やハンガーを曲げて配管に突っ込むと、配管内部を傷つけたり、異物がさらに奥に入り込んだりします。
複数の種類の薬剤を混ぜて使用すると、有毒ガスが発生する危険があります。
無理な自力対応は状況を悪化させるため、限界を感じたら早めに業者へ依頼する判断が安全です。
まとめ
横浜市でトイレが詰まった場合は、まず止水栓を閉めて被害拡大を防ぎます。
原因が軽度な紙詰まりであれば、ラバーカップで自力解消が可能です。
異物混入や配管側の詰まりは、専門業者への依頼が必要です。
横浜市の住宅事情を踏まえ、築年数や住宅形態に応じた対応を選択することが重要です。
業者依頼の判断基準を理解し、費用と作業内容を事前に確認してください。
日常的な使い方と定期的なメンテナンスで、再発を防止できます。
記事の監修者

島尻 博富士水道センター
水道工事や各種水回りの修理に従事して35年間。大規模修繕工事の計画~実施までの対応も可能。保有国家資格(給水装置工事主任技術者、一級管工事施工管理技士、一級建築配管技能士)。2023年1月25日放送 テレ朝スーパーJチャンネルで強烈寒波の報道に出演。













