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【トイレの水漏れ】チョロチョロと水が出る原因と修理方法を解説!

富士水道センター編集部

トイレを使おうとしたら「トイレタンクからチョロチョロと水漏れの音が聞こえるけど大丈夫かな……」「何が原因で水漏れしているんだろう……」と悩んでいませんか?

トイレからチョロチョロと音が聞こえてくると、このままトイレを使用して大丈夫なのかなと不安に思うのではないでしょうか。

本記事では、トイレからチョロチョロと水漏れする原因と対処方法について詳しく説明します。

トイレの水漏れを早く直したいという方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

トイレから水漏れのチョロチョロ音がした時にはじめにすること

トイレからチョロチョロと水漏れの音が聞こえた場合は、以下のことを行いましょう。

  • チョロチョロ音がする場所を特定する
  • タンクの浮き玉が適切な位置かを確認する
  • フラッシュバルブがきちんと閉じているかを確認する

トイレで水漏れが起こると、焦って適切な処置を行えないことが多いです。
これから紹介する対処方法で水漏れが止まるケースもあるので、ひとつずつ落ち着いて試してみてください。

チョロチョロ音がする場所を特定する

トイレからチョロチョロと水漏れの音が聞こえた場合、はじめに行うべきことはチョロチョロ音がもっとも大きく聞こえる場所を特定することです。

水漏れは特定の箇所が原因となることが多く、トイレタンクや便器内、給水管などが考えられます。

発生箇所

原因

解決策

トイレタンク

・ボールタップの不具合

・トイレタンクのひび割れ

・部品の交換

・トイレタンクの修理

便器内

・便器内のひび割れ

・シールの劣化

・便器の交換

・シールの交換または修理

排水管のつまり

・接続部の緩み

・給水管のひび割れ

・接続部の締め直し

・給水管の修理

トイレからチョロチョロ音がした場合、上記箇所を確認して、音が最も大きく聞こえる場所を探してみてください。

水漏れしている場所を特定することで「自分で直せるのか?」「専門の水道業者に頼まないといけないのか?」を判断できます。
タンクの浮き玉が適切な位置かを確認する

トイレからチョロチョロと音が聞こえたら、トイレタンクの浮き玉の位置が適切かを確認してみましょう。

浮き玉が適切な位置にないと、トイレタンク内の水位がおかしくなり、水漏れを引き起こす原因になります。

浮き玉の位置

影響

・高すぎる場合

・水がタンクから溢れでてしまう

・低すぎる場合

・トイレの洗浄力が弱くなる

トイレから水漏れの音が聞こえたときは、トイレタンクの浮き玉が正常な位置か1度チェックしてみましょう。
浮き玉を正しい位置にすることにより、水漏れを解決できる可能性があります。

フラッシュバルブがきちんと閉じているかを確認する

最近の一般住宅ではあまり見かけませんが、古い和式便器を利用している場合、フラッシュバルブを閉じていないことが原因で水漏れが発生します。

そのため、フラッシュバルブがきちんと閉じているか1度確認してみましょう。

フラッシュバルブは、便器に流れる水の量を調節する役割があるので、適切に閉じていないと水漏れを引き起こします。

トイレから水漏れのチョロチョロ音が聞こえた時は、フラッシュバルブがきちんと閉じているかを確認してみてください。

トイレからチョロチョロと水漏れしたときに自分で対処できる応急処置

トイレからチョロチョロと水漏れしたときに、自分で対処できる応急処置は以下のとおりです。

  • 水道の止水栓を閉める
  • 浮き玉の位置を調整する
  • 壊れた部品を交換する

上記3つの方法は、自分で対処できる応急処置ですが「水道の止水栓を閉める」以外は専門的な知識とスキルが必要です。
自分で作業を行う自信がない場合は、ムリに作業せず業者に依頼しましょう。

水道の止水栓を閉める

トイレから水がチョロチョロと漏れたときは、まず水道の止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めることで、トイレへの給水を一時的に止められます。
水が流れなくなるため、床や壁への水漏れなどの2次被害を防げます。
何をしてよいかわからない場合は、はじめに止水栓を閉じてみてください。

止水栓を閉めてもトイレの水が止まらない場合は、給水管自体に問題があります。
トイレの水が止まらない場合の対処方法については、以下の記事で説明しているので気になる方は確認してみてください。

浮き玉の位置を調整する

トイレからチョロチョロと水漏れする場合の応急処置として、浮き玉の位置調整を行いましょう。

浮き玉は、トイレのタンク内部にある水位を調整する部品です。
そのため、位置が適切でない場合、トイレの水位が正常でなくなり、水漏れの原因になります。

浮き玉が適切な位置にない時は、調整することでトイレの水位が正常に戻り、水漏れが直ります。

水漏れによる被害を最小限に抑える応急処置として、浮き玉の位置調整を行ってみてください。

壊れた部品を交換する

止水栓を閉めて、浮き玉の位置を調整しても水漏れのチョロチョロ音が直らない場合は、壊れた部品を交換する必要があります。

トイレの水漏れは、部品の故障や老朽化などが根本的な原因の場合が多いです。
問題のある部品を特定できれば、交換することで水漏れを直せます。
とはいえ、部品交換を行うにはトイレに関する専門の知識と技術が必要です。

慣れていない人が部品交換を行うと、症状が悪化したり、他の部分を壊してしまったりする可能性があります。
さらに、部品交換に失敗すると、修理費用が当初より多く必要になるでしょう。

自分で部品交換をするのが不安な方は、専門の水道業者に依頼するのがオススメです。

トイレからチョロチョロと水漏れする主な5つの原因

トイレからチョロチョロと水漏れする主な原因は、以下の5つが考えられます。

  1. フロートバルブの劣化・調整不良が起きている
  2. チェーンが劣化している
  3. ボールタップの劣化・調整不良が起きている
  4. オーバーフロー管自体が損傷している
  5. トイレタンクの老朽化でひび割れが起きている

自宅のトイレに該当する症状がないかチェックしてみてください。

フロートバルブの劣化・調整不良が起きている

フロートバルブは、トイレのタンク内の水位を一定に保つ重要な役割があり、劣化すると水位の調整が適切にできません。

フロートバルブが劣化する主な原因は、以下のとおりです。

原因

詳細

年月経過

・ゴム製品は時間の経過とともに自然に硬化やひび割れが生じ、機能が低下する

高温・乾燥

・長期的に高温・乾燥環境下に置かれると、ゴムは硬化やひび割れを起こしやすくなる

過度の使用

・頻繁に使用するとフロートバルブの劣化が早まる

質の低いゴムの使用

・高品質なゴムよりも劣化が早い

水位が調整できなくなると、過剰な水流がタンク内の水位を調節するバルブを通過して、トイレから水漏れを引き起こす原因になります。

フロートバルブの劣化や調整不良は、トイレから水がチョロチョロと漏れる原因のひとつと言えます。

フロートバルブに異常がある場合の対処手順は後述しているので、あわせて参考にしてください。

チェーンが劣化している

フロートバルブとレバーを繋いでいるチェーンの劣化も、チョロチョロと水漏れする原因のひとつです。

チェーンはレバー操作によってフロートバルブを持ち上げ、排水口の開け閉めを行います。

しかし、チェーンが経年劣化によってサビてしまったり、切れたりすることによって、排水口に隙間が生じて水が適切に流れなくなります。

チェーンが劣化するとレバーとフロートバルブの連動がうまくできなくなり、チョロチョロと水があふれる原因となるでしょう。

チェーンの定期的なメンテナンスは、しっかり行うのがオススメです。

チェーンが劣化や損傷している場合の対処手順も紹介しているので、こちらも参考にしてください。

ボールタップの劣化・調整不良が起きている

トイレからチョロチョロ水漏れが起きる原因として、ボールタップの劣化や調整不良も考えられます。

ボールタップはトイレタンク内の水量の制御を担っており、トイレタンク内の水位が一定以下になった場合、水を補給する機能があります。

ボールタップが劣化すると動きが鈍くなり、トイレタンクへの水の補給が適切に行われません。

水の補給が適切に行われていない場合、過剰に補給された水がトイレからあふれ、水漏れを起こす原因になります。

定期的にボールタップの調整を行い、劣化している場合は交換して水漏れの原因を防ぐ対策を施しましょう。

ボールタップに劣化や調整不良が起きている場合は、後述の内容を参考に対処してみてください。

オーバーフロー管自体が損傷している

オーバーフロー管自体が損傷している場合も、トイレからチョロチョロと水漏れします。

オーバーフロー管はトイレタンク内の水位が過剰に上昇したとき、余分な水を排出してくれます。

オーバーフロー管自体が損傷すると、水が適切に排出されなくなるので、トイレタンク内の水漏れが生じるでしょう。

トイレからチョロチョロと水漏れしている場合は、オーバーフロー管が損傷していないかも確認してみてください。

オーバーフロー管が損傷している場合は、後述の対処手順で交換や調整をしてみましょう。

トイレタンクの老朽化でひび割れが起きている

長期間の使用や経年劣化によるトイレタンクのひび割れや損傷は、トイレからチョロチョロと水が漏れる原因のひとつです。

トイレタンクは水と常に接触しているので、劣化しやすいです。
経年劣化によりトイレタンクの材質が弱くなると、ひび割れや損傷が生じやすくなります。

ひび割れや損傷した箇所のわずかな隙間から、チョロチョロと水漏れしてしまう可能性があります。

トイレタンクからの水漏れはそのままにしておくと、高額な修理費用が発生するだけでなく、排水管から床や壁に水漏れが生じて、アパートや家自体の修繕費用がかかるので注意が必要です。

トイレタンクが老朽化してひび割れが起きている場合は、早めに専門の水道業者に連絡しましょう。

トイレタンクの水漏れに関しては、以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

フロートバルブに異常がある場合の対処手順

フロートバルブに異常が起きた場合は、まず原因を知り「調整・清掃・交換」の順番で対処しましょう。

  1. フロートバルブに異常が起こる原因を知る
  2. フロートバルブの調整をする
  3. フロートバルブの清掃をする
  4. フロートバルブの交換をする

フロートバルブに異常が起こるとトイレの水漏れに直結します。
フロートバルブが原因の水漏れに関しての対処方法を知りたい方は、以下より解説していくので確認してみてください。

フロートバルブに異常が起こる原因

まずはじめに、フロートバルブに異常が起こる原因を理解しておきましょう。

フロートバルブに異常が起こる原因は、以下のことが考えられます。

  • 部品の老朽化
  • 物理的なダメージ
  • 異物の混入
  • 不適切な取り付け

フロートバルブの異常は、上記のようなさまざまな原因によって発生します。

新品のフロートバルブに取り替えても、取り付け方が間違っていれば異常は発生するでしょう。

しかしながら、上記を把握しておくことで、原因を特定しやすくなるはずです。

もし、フロートバルブに異常が出た場合は、以下の手順を試してください。

フロートバルブの調整をする

フロートバルブに異常が起きた場合は、焦らずにフロートバルブの位置を調整してみてください。

フロートバルブの調整は、トイレの水位を適切に保つために重要です。
しかし、フロートバルブに異常が起きて位置が適切でない場合、タンク内の水位が高すぎたり低すぎたりといった問題が生じて水漏れを起こします。

フロートバルブを正常にするには、以下のような調整方法を行いましょう。

浮き玉と水位の関係

対処法

・水位が浮き玉の位置よりも低い

・バルブを調整して浮き玉の位置を上げる

・浮き玉が水位よりも高い

・バルブを調整して浮き玉の位置を下げる

フロートバルブに異常が起きた場合に、浮き玉の位置調整は効果的です。
そのため、まずは位置の調整を試してみるのがよいでしょう。

フロートバルブの清掃をする

フロートバルブを清掃することで、異常をなくせる可能性があります。
フロートバルブの動作に問題がある場合、バルブ周りの汚れや異物が原因のひとつと考えられるからです。

バルブ周りの清掃をしていなければ、フロートバルブがうまく開閉できずにトイレタンクの水位制御が正常に行われなくなります。

フロートバルブの汚れや異物を取り除くことで、バルブの正常な動作を取り戻せる可能性があります。異常がでた場合は、フロートバルブを1度掃除してみましょう。

フロートバルブの交換をする

フロートバルブの調整や掃除をして異常が改善されない場合は、フロートバルブ自体を交換する必要があります。

フロートバルブの機能が損なわれると、水が絶えず流れ続けてしまい、トイレタンクの水位が低くなります。

フロートバルブはトイレタンクの水位を制御する重要な部品です。そのため、故障をした場合は、交換しない限りトイレを正常に使用できません。

フロートバルブの交換は専門的な技術が必要になるため、交換する場合は専門の水道業者に依頼するのがオススメです。

チェーンに異常がある場合の対処手順

チェーンに異常がある場合の対処手順は、以下のとおりです。

  1. チェーンが損傷しているかを確認する
  2. チェーンの長さを調整する
  3. チェーンを交換する

チェーンの対処手順に関しては以下より解説していくので、参考にしてみてください。

チェーンが損傷しているかを確認する

チェーンに異常がある場合、損傷しているのがどの部分か確認しましょう。

トイレのチェーンは、金属やプラスチック製が多く、長期間使用すると劣化します。
レバーとフロートバルブを繋げている重要な部品で、損傷してしまうとフロートバルブが正常に作動しません。

そのため、チェーンが劣化や損傷してしまうとタンクの水位を制御できず、トイレからチョロチョロ音がでる原因になるでしょう。

チェーンの長さを調整する

チェーンに異常がある場合、長さを調整してみましょう。

チェーンの長さが短すぎると、フロートバルブが閉まらずに、水が流れ続ける原因になります。逆にチェーンが長すぎると、フロートバルブが開かなくなり、トイレの水がうまく流れずタンクからあふれる可能性があります。

チェーンの長さを適切にすれば、上記の問題が解消できるのでトイレの水漏れを直せるでしょう。

チェーンに異常がある場合は、長さを調節して様子をみてください。

チェーンを交換する

チェーンの長さを調節しても異常が直らない場合は、チェーンの交換を検討してみましょう。

チェーンの長さを調節しても、サビていたり切れたりしてしまうと、レバーとフロートバルブがうまく連動せずに異常が直りません。

チェーンの使用寿命は7〜10年となっていますが、使用頻度やメンテナンスなどによっては、それより早くチェーンの交換をしなくてはならないでしょう。

チェーンが切れて使用できなくなったり、サビついて動きが悪くなったりした場合は交換を検討しましょう。

ボールタップに異常がある場合の対処手順

ボールタップに異常がある場合の対処手順は、以下のようになります。

  1. ボールタップを調整する
  2. ボールタップを交換する

ボールタップに異常がでた場合の対処手順について以下より解説していくので、ぜひ確認してみてください。

ボールタップを調整する

ボータップに異常がある場合は、ボールタップの位置を調整してみましょう。

ボールタップが適切な位置にない場合、水位が高すぎてタンクから水が溢れたり、逆に水位が低すぎたりしてトイレが正常に動かない可能性があります。

トイレタンクの水位に異常が起きた場合は、ボールタップの位置を調整することで浮き玉が正常な位置に戻ります。

浮き玉が正常な位置に戻ることで、水位が下がりトイレタンクから水漏れを起こすことは無くなるでしょう。

ボールタップの位置調整は、調整ねじを回すだけで容易に行なえます。しかし、自分で調整するのが不安な方は、専門の水道業者に依頼しましょう。

ボールタップを交換する

ボールタップが「劣化・損傷」をして調整するだけでは解決しない場合、ボールタップの交換が必要です。

ボールタップはトイレタンクの水位を制御するための重要な部品になるので、機能が正常に作動しないとトイレの性能に大きく影響します。

交換自体は自分で行えますが、トイレのメーカーや機種によって交換方法が異なり専門知識とスキルが必要です。

ボールタップに異常が出て、単なる調整で改善しない場合は専門の水道業者に依頼をしてボールタップの交換を行いましょう。

オーバーフロー管に異常がある場合の対処手順

オーバーフロー管に異常がある場合は、以下の手順で対処していきましょう。

  1. オーバーフロー管の損傷箇所の確認をする
  2. オーバーフロー管の交換・調整をする

オーバーフロー管に異常があると、トイレタンクの水漏れが防げなくなるので、しっかりとした対処を行いましょう。

オーバーフロー管の損傷確認をする

オーバーフロー管に異常がある場合は、はじめに損傷箇所がないかを確認しましょう。

オーバーフロー管は、トイレタンクの中にある細長い筒状の部品で、水位が一定以上になると余分な水を排水口に流す重要な部品です。
余分な水を排水口にうまく流せず、水位の制御ができていない場合は、オーバーフロー管が損傷する可能性があります。

オーバーフロー管が損傷すると、トイレのレバーを回していないのに、便器内に水が流れ込んできます。
オーバーフロー管に異常がある場合は、止水栓を閉めて損傷箇所がないかを確認してみてください。

オーバーフロー管の交換・調整をする

オーバーフロー管の異常が軽微な場合は、位置の調整で直るはずです。
しかし、位置調整をしてもオーバーフロー管の異常が直らない場合は、交換を検討しましょう。

オーバーフロー管の先端付近には、タンク内部の標準水位を示す「-WL-」という刻印がされています。管の先端から2~3cmほど下の位置が標準水位の目安です。

また、オーバーフロー管の修理をするには、タンクの取り外しが必要になります。
トイレ本体を損傷する場合があるので、オーバーフロー管の交換は専門業者に依頼するのがオススメです。

賃貸物件でトイレからチョロチョロと水漏れした場合にするべきこと

賃貸物件のトイレから水漏れが発生した場合は、すぐに大家さんや不動産会社に具体的な状況を報告して指示に従いましょう。

賃貸物件においては、建物の修繕責任は基本的に大家さんや不動産会社にあります。
しかし、自己判断でトイレの修理を行なった場合、費用負担が自身になる場合があるので注意が必要です。

トイレからチョロチョロと水漏れする場合、焦って水道業者を呼ぶのではなく、水漏れの事実を大家さんや不動産会社に報告しましょう。
伝える内容としては、以下のようなことがあります。

  • 何時ごろから水漏れが始まったのか?
  • どの部分から水が漏れているのか?

賃貸物件のトイレから水漏れが発生した場合は、基本的に大家や不動産会社が対応してくれるでしょう。

自己判断で修理をするのではなく、必ず大家や不動産会社に連絡をして、具体的な状況を詳細に伝えてみてください。

トイレタンクからチョロチョロと水漏れした場合にかかる水道代

トイレタンクからチョロチョロ水漏れしている場合、見た目では水の量が少なく見えます。

そのため「ポタポタと少し漏れているくらいなら大丈夫だろう」と、安易に考えてしまう場合もあるかと思います。

しかし、実際に水道代の請求がきたときに、想像以上の水道代に焦る方も多いでしょう。
水漏れの規模によって水道代は変わりますが、以下の表に目安の水道代を記載しているので参考にしてみてください。

水漏れの状況 (直径)

1時間あたりの水漏れ量

月間の追加水道料金の推定

1mm(蛇口からの水漏れ)

約5L

1,000円

5mm(タンク内の水漏れ)

約30L

5,500円

10mm(便器内の水漏れ)

約200L

36,000円

トイレタンクからの水漏れは、規模によっては大量の水を消費して水道料金が大幅に増える可能性があります。
大きな水漏れ箇所を見つけたらすぐに修理を行い、余計な出費を防ぎましょう。

トイレから水漏れのチョロチョロ音がした場合の修理代

トイレから水漏れのチョロチョロ音がした場合、修理には一定の費用がかかることを理解しておきましょう。

トイレ修理に関する費用の相場は、以下のようになっています。

修理の種類

修理費用

一般的な修理(部品の交換)

8,000円程

大規模な修理(トイレタンク全体の交換)

2万円~22万円

緊急対応

8,000円~5万円程

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

トイレの修理費用は部品のみの交換やトイレタンクの交換など、修理の規模によって大きく変わります。
トイレ修理についての詳しい説明は、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

トイレからチョロチョロと水漏れした場合に専門の水道業者に依頼すべき3つの理由

トイレからチョロチョロと水漏れした場合に、専門の水道業者に依頼すべき理由は以下の3つです。

  1. 専門的な知識と実績があり安心できる
  2. 根本的な原因を解決できる
  3. 効率的な水漏れ修理ができる

費用はかかりますが、専門の水道業者に依頼することで確実にトイレの故障を直せます。
専門業者に依頼することで、トイレからの水漏れを心配することはなくなるでしょう。
「なぜ専門の水道業者に依頼すべきなのか」を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

専門的な知識と実績があり安心できる

専門の水道業者にトイレの水漏れ修理を依頼すべき最大の理由は、専門的な知識と実績があり、安心してトイレの修理を任せられる点です。

水道業者は、トイレに関する専門的な知識と技術を習得するために「公益社団法人 日本水道協会」が主催する研修会や講習会など、水道業者向けの研修に参加しています。

研修を受講することにより、一般人が知らないようなトイレや水道の深い知識を習得しているはずです。

専門的な知識と実績をもつ業者は、トイレの水漏れ修理にかかる時間や費用を最小限に抑えられます。

そのため、専門的な知識と実績をもつ水道業者なら、安心してトイレの修理依頼を任せられるでしょう。

根本的な原因を解決できる

専門の水道業者に依頼することにより、水漏れに関する根本的原因を解決できます。
ほとんどの一般の方は、トイレの仕組みや原因について知らないでしょう。

しかし、専門の水道業者だとトイレの仕組み全体を理解しているので、問題箇所の早期発見と根本的な解決を行えます。
トイレの水漏れの原因は多岐にわたり、見た目ではわからない場合も多いです。トイレの水漏れを根本的に解決したい場合は、専門の水道業者に依頼をしましょう。

効率的な水漏れ修理ができる

専門の水道業者へ水漏れの修理を依頼することで、効率的な水漏れ修理ができます。

水道業者は、水漏れの原因を正確に特定できるので、迅速かつ適切な修理を行えます。

また、水道業者は水栓用レンチやシールテープなど専用の工具と部品を持っているので、部品を間違って取り付けたり、工具でトイレを損傷させたりといったこともありません。

効率的に水漏れ修理を行いたい場合は、専門の水道業者に頼むのがオススメです。

チョロチョロ水漏れは自分で直せそうになければプロに任せよう

トイレからチョロチョロと水漏れする場合は、なんらかのトイレ修理を行う必要があります。
トイレの修理は、専門的な技術が必要になることも多いです。

トイレの修理に失敗して余計な修理費用をかけたくない方は、専門の水道業者に依頼をしてみてはいかがでしょうか。

記事の監修者

島尻 博富士水道センター

水道工事や各種水回りの修理に従事して35年間。大規模修繕工事の計画~実施までの対応も可能。保有国家資格(給水装置工事主任技術者、一級管工事施工管理技士、一級建築配管技能士)。2023年1月25日放送 テレ朝スーパーJチャンネルで強烈寒波の報道に出演。

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