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給湯器の水漏れの原因は?対処法や放置した場合のリスクを解説

富士水道センター編集部

給湯器から水漏れが発生した際に、どうすればいいかわからない方は多いのではないでしょうか?自分で修理するべきか、業者に依頼するべきか悩む方もいるでしょう。なお給湯器からの水漏れは放っておくと危険なため、早めの対応が必要です。

本記事では、給湯器から水漏れが発生する原因や対処法を解説します。また、給湯器からの水漏れを放置することで起こり得るリスクも紹介します。給湯器の水漏れの対処法を知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

給湯器から水漏れする主な原因3つ

給湯器から水漏れする原因は、主に以下の3つです。

  • 長期間の使用による劣化や不具合
  • 設置工事の際のミス
  • 配管部分の凍結

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

長期間の使用による劣化や不具合

給湯器を長期間使用していると、経年劣化によって水漏れが発生する場合があります。一般家庭で使われている給湯器の寿命は、およそ10年です。そのため、10年前後を境に不具合や各部品の劣化が起きやすくなります。

参考:NORITZ

たとえば、ゴムパッキンの劣化や破損、ナットの劣化による緩みなどは水漏れ原因の代表例といえます。経年劣化の判断基準は、実際に目で見て給湯器自体や各部品にサビや破損があるかどうかです。

経年劣化による水漏れの場合は、修理業者に依頼して原因箇所を修理してもらうのが一般的です。しかし使用年数が長いと、せっかく直しても他の箇所に不具合が生じる可能性もあります。そのため、修理費用と新しいものを買う費用の差額を見ながら、買い替えも検討しましょう。

設置工事の際のミス

給湯器を設置する際に、何かしらのミスが発生し、水漏れを引き起こしていることもあります。とくに、配管を取り付ける際には不具合が起きやすくなっています。取り付けが甘いといった不具合があると、配管に隙間が生まれ、水漏れに発展するかもしれません。

新しく給湯器を設置したばかりなのに水漏れが起きる場合や、別の箇所の修理を完了した途端に水漏れが発生した場合は、工事のミスが疑われます。その際は、給湯器メーカーではなく、必ず工事をしてくれた業者に問い合わせてください。

工事を担当した施工業者に連絡すれば、ほとんどの場合無料で対応してくれます。そのため、設置や修理工事の後に給湯器の不具合に気付いた場合は、すみやかに施工業者に連絡して、適切な対応をしてもらいましょう。

配管部分の凍結

給湯器の配管が寒さによって凍結した場合、水漏れを引き起こすことがあります。なぜなら、配管内部に溜まった水が凍ると膨張し、配管を圧迫し破裂させてしまうからです。

凍結による水漏れは、気温の上昇により凍った水が溶けることで発生するため、原因がわかりにくいのが特徴です。そのため、急激な気温の低下があった後に水漏れが発生した場合は、配管の凍結が原因かもしれません。

配管の凍結は、寒冷地で起きやすいと思われるかもしれません。しかし、寒い地域では凍結防止対策がされているため、配管の凍結は起こりにくい現象です。一方、寒さ対策が不十分な暖かい地域では、急激な気温低下によって配管部分が凍結し、その結果配管の破損につながり水漏れします。

給湯器から水漏れしているように見えても大丈夫なケース

給湯器から水漏れしているように見えても大丈夫なケースは、以下の2つです。

  • 水抜き栓から水が出ている
  • ヒートポンプ周りが濡れている

どちらもタイミングによって水漏れしているように見えますが、時間の経過とともに水の流れや濡れた状態は解消されます。

では詳しい内容を見ていきましょう。

水抜き栓からポタポタ水が出ている

給湯器の水抜き栓からポタポタ水が出ているときは、故障やトラブルではありません。給湯器には、以下のような自動で水を抜いてくれる機能が備わっています。

水抜きの目的

内容

凍結予防

・凍結による破損を防ぐための水抜き

・水抜きは給湯器本体のみ

(配管の凍結予防は別途必要)

減圧

・給湯器内部の圧を減らすための水抜き

・長期間使用しない場合に必要

ただ水抜き栓から出る水の量が大量の場合は、すぐにコンセントを抜いて給水栓を閉めてください。どこかに不具合が生じている可能性があるため、専門の業者に点検を依頼しましょう。

ヒートポンプ周りが濡れている

エコキュートを使用している場合は、ヒートポンプの周辺に結露が発生し、水が漏れているように見えることがあります。エコキュートは周辺の空気中の熱を集めてお湯を作り、空気が冷えると外部に排出します。そのときに生じる温度差が、結露発生の原因です。

朝の時間帯のみヒートポンプ周りが濡れている場合は、水漏れではなく結露の可能性が高いです。またエコキュートは長時間使用しないと、水抜き栓から水を排出することもありますが、正常な動作のため問題ありません。

ヒートポンプ周りが常に濡れている場合は、配管や内部構造の不具合によって水漏れしている可能性があるため、専門業者に依頼して点検してもらうことをおすすめします。

給湯器の水漏れにより起こり得るリスク

給湯器の水漏れにより起こり得るリスクは、以下の3つが挙げられます。

  • 集合住宅で下の階への漏水
  • 一酸化炭素の発生
  • 漏電による電気系統の故障

さらなるトラブル発生や、人体に影響を及ぼす危険もあるので、それぞれのリスクを理解しておくことが大切です。

それぞれの内容を見ていきましょう。

集合住宅で下の階への漏水

マンションやアパートなど、集合住宅で給湯器の水漏れが発生した場合、下の階に漏水して被害が拡大する危険性があります。とくにパッキンが完全に壊れると大量に水が漏れるため、漏水のリスクも高まります。

また下の階への漏水は、環境面だけでなく、人間関係のトラブルに発展するかもしれません。給湯器がベランダに設置されている場合は、下の階の洗濯物を濡らしてしまうことも考えられます。

集合住宅で大量に水が漏れてしまった場合は、すみやかに給水栓または水道の元栓を閉めて、水の流れを一時的に止めてください。そしてすぐに専門の業者に連絡して、修理してもらいましょう。

一酸化炭素の発生

給湯器の水漏れが原因で、一酸化炭素が発生する危険性があります。なぜなら、給湯器内部で水漏れが発生すると、水を温める機能が故障し、一酸化炭素を発生させるからです。

一酸化炭素は毒性が強いものの、無色無臭で気付きにくいという特徴があります。そのため最悪の場合、命にかかわる危険な物質です。給湯器から水漏れが発生した際は、一酸化炭素の発生も想定しながら、すぐに使用を中止し換気をするといった適切な対応をしてください。

新しいタイプの給湯器であれば、安全装置が働くため自動で予防できます。しかし、不完全燃焼防止装置の設置が義務化された1989年以前に製造されたものは、安全装置が付いていないため、一酸化炭素が発生しているという前提で対応が必要です。

漏電による電気系統の故障

給湯器の水漏れは、電気系統の故障につながります。そのため、水漏れに気づいたらすぐにコンセントを抜いて電源を切りましょう。

本来水がかかってはいけない電気系統の内部に水漏れが浸透すると、漏電したりショートしたりするリスクが生じます。最悪の場合、ショートは火災の原因となり、命にかかわる事故につながる可能性があるため大変危険です。

万が一電気系統が故障した場合は、自分で修理するのはやめておきましょう。専門の修理業者に依頼し、完全に直るまでは使用を中止しておいてください。

給湯器の水漏れを発見した際の対処法

給湯器の水漏れを発見した際の対処法は、以下の手順です。

【手順】

  1. 電源をオフにして使用を中止する
  2. 室内の換気をする
  3. 水漏れの場所を確認する
  4. 給湯器の元栓を閉めて漏れた水を拭き取る
  5. 業者に修理を依頼する

詳しい内容を見ていきましょう。

手順1.電源をオフにして使用を中止する

給湯器の水漏れを発見したら、まずは安全を最優先にして、コンセントを抜いて電源をオフにしましょう。たとえお湯の使用中であったとしても、被害の拡大を抑えることが大事なので、すぐに電源を切ってください。

水漏れしたままの使用は、さらなる故障を招く危険性があります。また、一酸化炭素中毒やショートによる火災など、重大な事故を防ぐためにも初期対応は重要です。電源を切ったら、完全に直るまでは使用を控えてください。

手順2.室内の換気をする

給湯器の水漏れでもっとも危険なリスクは、ガスの不完全燃焼による一酸化炭素中毒です。一酸化炭素は無色無臭なので、不完全燃焼が起きていることに気づきにくいです。そのため、一酸化炭素が発生していることを前提に、室内を喚起することが重要になります。

また給湯器から異音や大量の水漏れが確認できる場合は、不完全燃焼がすでに発生している可能性があります。そのため、給湯器には近付かず使用を中止し、すみやかに修理業者に依頼して原因を確認してもらいましょう。

手順3.水漏れの場所を確認する

電源を切って室内の換気が完了したら、水漏れの場所を確認しましょう。水漏れの場所をあらかじめ特定しておけば、その後の対応もスムーズになります。

給湯器でよく水漏れするのは、以下のような場所です。

  • 水抜き栓
  • 配管の接続部
  • 給湯器本体

また、水の量や色などもチェックしておいてください。水漏れの場所を特定しても、自分で直そうとするのはやめましょう。

給湯器の水漏れは、さまざまなトラブルにつながるリスクがあるため、修理は必ず専門の業者に任せてください。

手順4.給湯器の元栓を閉めて漏れた水を拭き取る

水漏れの場所が特定できたら給湯器の元栓を閉めて、水の流れを止めましょう。それでも水漏れが止まらない場合は、水道自体の元栓を閉める方法もあります。ただ、水道の元栓はすべての水が使えなくなるため、一時的な応急処置です。

元栓を閉めて水漏れを完全に止めたら、給湯器や床などに付いた水を、雑巾やタオルで拭き取ってください。濡れた箇所を放置しておくと、給湯器の故障や床の腐敗などにつながります。集合住宅の場合は、下の階に漏水する危険性もあります。

手順5.業者に修理を依頼する

ここまでの手順が完了したら、給湯器の修理が可能な専門の業者に、点検や見積もりを依頼しましょう。給湯器の修理は、電気系統の故障にもつながりやすく、自力で修理するのは困難です。そのため、専門の業者に依頼したほうがスムーズに直せます。

給湯器の水漏れは放置すると危険なので、できるだけ早く対応してもらえる業者を選んでください。

給湯器の水漏れを発見した際はどこに連絡をすればいい?

給湯器の水漏れを発見した際の連絡先は、主に以下の3つに分かれます。

  • 給湯器本体からの水漏れは給湯器メーカーへ
  • 配管からの水漏れは水道業者へ
  • 賃貸物件の場合は管理人または大家さんへ

水漏れの状況を確認した上で、適切な場所に連絡して対応してもらいましょう。

それぞれ詳しい内容について触れていきます。

給湯器本体からの水漏れは給湯器メーカーへ

給湯器本体からの水漏れは、給湯器メーカーに連絡しましょう。保証期間内であれば、無料修理の対象になるかもしれません。問い合わせ先は、取扱説明書を確認して連絡してください。

ただ給湯器を設置してすぐの水漏れの場合は、施工業者に連絡したほうが無難です。なぜなら、設置直後の水漏れは製品自体の問題よりも、設置工事の不備が原因である可能性が高いからです。

給湯器メーカーに依頼しても、対応してくれるのが翌営業日からであれば、土日や祝日が重なると数日後になります。できるだけ早く修理して使いたい場合は、水道業者に連絡して点検や見積もりを依頼しましょう。

配管からの水漏れは水道業者へ

配管からの水漏れは、給湯器メーカーでなくても対応可能なので、水道業者に依頼してください。水道業者に依頼する際は「給湯器の水漏れ修理を業者に頼む際のポイント3つ」を参考にしましょう。

また信頼できる水道業者の特徴は、以下の5つです。

  • 水道局指定工事事業者である
  • 出張見積もりを無料でしてくれる
  • 相場に見合った価格設定になっている
  • 施工保証制度が付いてくる
  • 信頼できる実績がある

富士水道センターは、これら5つのポイントを満たしているので、安心してお気軽にお申し付けください。

賃貸物件の場合は管理人または大家さんへ

賃貸物件に備え付けの給湯器から水漏れが発生した場合は、物件の管理会社か大家さんに連絡してください。管理会社や大家さん対応だと、休日の対応が難しいことも考えられるため、水道業者に連絡して調査してもらうことも検討しましょう。

ただし、賃貸物件によっては勝手に依頼するとトラブルになるかもしれません。そのため、対応が遅れそうな場合は、別の業者に依頼していいか管理会社や大家さんに事前確認したほうが無難です。

給湯器の水漏れを自分で修理しないほうがいい理由

給湯器の水漏れを自分で修理しないほうがいい理由は、主に以下の3つです。

  • 水漏れの原因を特定するのが難しいから
  • 他の部品を破損させるリスクがあるから
  • 給湯器本体が劣化しているから

給湯器の水漏れの修理については、基本的に業者に依頼したほうが無難です。それぞれ内容を確認しながら、理由を見ていきましょう。

給湯器の修理に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。

水漏れの原因を特定するのが難しいから

給湯器の水漏れの原因は、特定するのが難しくなっています。なぜなら、給湯器はガスや水などを管理するための精密機器を搭載しており、複雑な構造になっているからです。一般の人が見ても、原因を突き詰めるのは至難の業と言えます。

単純にキッチンや洗面台の蛇口から水漏れしているのであれば、パッキンやナットのゆるみなど、ある程度原因を特定できます。

原因が特定できないままの修理は、さらなる故障を起こすリスクがあるため、自分だけで直そうとせず専門の業者に依頼しましょう。

他の部品を破損させるリスクがあるから

パッキンの交換やネジの緩みを締め直す程度であれば自力でできそうですが、慣れていない人は他の部品を破損させるリスクがあります。とくに給湯器の内部は、さまざまな部品が組み合わさって複雑な構造のため、自力での修理は困難です。

また、ガス管がある給湯器の場合は、作業中に工具が当たり管を傷つけることで、ガス漏れする危険性もあり重大な事故に繋がりかねません。

たとえDIYに自信があっても、家具を直すのとは明らかに違います。余計なリスクを増やさないためにも、すみやかに専門の修理業者に連絡しましょう。

給湯器本体が劣化しているから

給湯器からの水漏れは、給湯器本体の劣化が原因になっていることがあります。その場合、修理するよりも給湯器を買い替えたほうが家計に優しいかもしれません。

なお給湯器の寿命は、経済産業省と日本ガス石油機器工業会が発表している給湯器の寿命に関するチラシによると「給湯器10年経ったら点検・取替を」と記載してあります。

参考:NORITZ

そのため10年経ったら、一度業者に点検を依頼しましょう。ただし、給湯器は寒い地域だと使用頻度が増え劣化しやすくなります。お住まいの地域の特性も頭に入れながら、給湯器の買い替え時期を考えてみてください。

給湯器の水漏れ修理を業者に頼む際のポイント3つ

給湯器の水漏れ修理を業者に頼む際のポイントは、以下の3つです。

  • 保証内容や保証期間をチェックする
  • おおよその料金相場を把握しておく
  • 即日対応してくれるか確認する

依頼後のトラブルを防ぐためにも、これらのポイントを踏まえながら信頼できる業者を選びましょう。

保証内容や保証期間をチェックする

給湯器の水漏れを修理業者に頼む際は、保証内容や保証期間が充実しているか確認しましょう。施工保証が付いていれば、修理後にトラブルが発生しても、保証内容によっては期間内なら無料で修理してくれる業者も存在します。

なお業者によっては再修理になると、追加料金が発生する場合もあるので事前に確認しておいてください。その際に口約束だけではトラブルになりやすいので、契約書を交わしておくと安心して修理業者に依頼しましょう。

おおよその料金相場を把握しておく

給湯器の修理を依頼するときは、相場に近い料金か確認してください。なぜなら、業者によって異なる値段を設定しており、相場よりもかなり高い値段にしている業者もあるからです。

給湯器の水漏れに関する修理費用の相場については、記事内の「給湯器の水漏れ修理料金の相場」を参考にしてください。

実際に修理業者に依頼する際は、水漏れの状況を詳しく伝えてください。業者の担当者も詳しい状況がわからないと、修理費用について細かい説明ができません。また見積もりを依頼する際は、有料か無料かの確認も忘れないようにしましょう。

即日対応してくれるか確認する

給湯器は洗い物やお風呂など、日常生活に欠かせないお湯を作る機械です。そのため、修理が遅れると、その分生活にも悪影響が生じます。可能であれば、1日でも早く修理するほうがいいため、すぐに対応してくれる業者を選ぶことが大切です。

水漏れから修理までの期間が長引くと、水漏れだけでなく給湯器自体の故障を招く危険性もあります。その結果、本来なかったトラブル発生のせいで、余計な費用がかかってしまうかもしれません。できるだけ、すぐに対応してくれる修理業者を選ぶことで、さらなるトラブルの発生を最小限に抑えられるでしょう。

給湯器の水漏れ修理料金の相場

緊急の水道修理業者に給湯器の水漏れ修理を依頼する際の料金相場は、以下のとおりです。

原因

料金の相場

配管からの水漏れ

20,000円前後

給湯器本体からの水漏れ

25,000円前後

給湯器本体の交換が必要な場合

200,000円前後

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

修理費用は水漏れ箇所によって異なるため、修理を依頼する際は必ず見積書を作成してもらいましょう。正確な金額については、現場を確認してから提示されるので、電話やメールでのやり取りだけでは判断できません。必ず現状を確認してもらい、見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。

メールや電話でのやり取りだけで大体の値段を教えてくれる業者もありますが、正確な金額は現場を見るまで決められません。現場を確認してもらわないままの契約だと、修理後の見積もりより高額の請求をされる可能性があります。見積もりは必ず現地に来て調査してもらってください。

給湯器の水漏れで高くなった水道代の減免制度の申請方法

給湯器の水漏れで高くなった水道代の減免制度は、以下の手順で申請できます。

  • 最寄りの水道局やサービスセンターに問い合わせる
  • 業者に修理を依頼する
  • 必要書類を提出する

減免の対象であっても、申請しなければ制度を利用できません。それぞれの内容を参考にしながら、実際に申請してみてください。

最寄りの水道局やサービスセンターに問い合わせる

水漏れが発生して水道代が増えた場合は、まず最寄りの水道局やサービスセンターなどに問い合わせましょう。自治体によって条件が違い、申請の際に書類が必要な場合もあるため、必ず事前に確認をしておいてください。

東京都水道局のホームページを確認してみると、基本的に減免制度はないと記載しています。しかし、事情によって減免が適用される場合もあると記載されているため、一度連絡して詳細を確認しましょう。自治体によっては、申請時に修理箇所の図面や写真が必要なので、問い合わせの際に聞いておきましょう。

参考:東京都水道局

業者に修理を依頼する

修理業者に関しては、水道局から指定される場合もありますが、個人で依頼する場合もあります。その際は、よくある質問の「給湯器の水漏れを安心できる業者に依頼するためのポイントは?」を参考に、信頼できる業者を選びましょう。

富士水道センターも高い口コミ評価をいただいています。また、水回りのサービス部門で賞を獲得したり、メディア取材を受けたりしており、さまざまな実績を公開しています。ぜひお気軽にご利用ください。

なお減免制度を利用するためには、修理代金の見積書や請求書が必要になる場合もあるため、依頼した際は大切に保管しておいてください。何を保管しておくべきかわからない方は、とりあえずすべての書類を取っておきましょう。

必要書類を提出する

水漏れによる水道代減免制度の利用時は、以下のような書類の提出が求められます。

  • 申請書
  • 修理代の見積書
  • 修理業者の請求書

申請書は、水道局やサービスセンターでもらえます。それ以外は、業者から貰う書類なので大切に保管しておいてください。申請書に記入し、そのほかの必要書類が準備できたら、まとめて窓口に提出しましょう。

書類提出後には審査が行われ、減免が決定すると減免通知書が届きます。自治体によって異なりますが、約1ヶ月ほどで審査結果が郵送されてきます。

給湯器の水漏れを予防し長く使うためのポイント4つ

給湯器の水漏れを予防し長く使うためには、以下4つのポイントを押さえておきましょう。

  • 循環アダプターを定期的に清掃する
  • お湯を使用しない場合はレバーを水側に回しておく
  • 排気口のゴミを取り除く
  • 凍結防止対策を行う

どれも簡単に行えるので、ぜひ参考にして実践してみてください。では詳しい内容を見ていきましょう。

循環アダプターを定期的に清掃する

追い焚き機能が付いている給湯器であれば、浴槽内にある循環アダプターの清掃を行うことで給湯器を長く安全に使えます。循環アダプターが詰まると、お湯が循環しにくくなり、配管の不具合につながります。

配管の不具合は、水漏れの原因にもなるため、循環アダプターは定期的に掃除しましょう。掃除の方法は、アダプターを取り外し、ブラシで軽く掃除する程度で構いません。なおアダプターは、手で簡単に装着可能なので、手軽に掃除できます。

お湯を使用しない場合はレバーを水側に回しておく

お湯を使用しないときは、水栓レバーを水のほうに回しておくことも給湯器の長持ちのためには大切です。

なぜなら、レバーがお湯側に回っていると、お湯を使用しないときでも、「給湯管」というお湯が通るための管に冷たい水が通ってしまうためです
本来ならばお湯が通る場所に水が通ることで、温度差によって配管が痛みやすくなってしまいます。

また、温度差によって配管の表面に結露ができ、その水分で配管がサビてしまう可能性もあります。
配管の痛みを防いで長持ちさせるために、お湯を使わないときは水栓レバーを水側にしておきましょう。

排気口のゴミを取り除く

排気口がゴミで塞がっていると、不完全燃焼を起こす危険性があります。不完全燃焼は、給湯器の故障の原因にもなり、その結果、水漏れを引き起こす可能性も考えられます。排気口のゴミは定期的に取り除き、給湯器を長持ちさせましょう。

掃除は手軽に行え、給湯器を長持ちさせるのに効果的な方法です。そのため、ゴミをこまめに取り除き、排気口の清潔保持に努めてください。また、排気口を塞がないように、給湯器の周辺に物を置かないことも大切です。

凍結防止対策を行う

給湯器本体や配管内で水が凍結すると、膨張し破裂や故障を引き起こし、水漏れの原因になります。そのため、以下のような凍結防止対策を行うのが効果的です。

  • お湯を使用しない場合でも電源を抜かない
  • 寒い時期は少量の水を流しっぱなしにする
  • 断熱材や配管用ヒーターを活用する
  • 給湯器下部のバルブを回して適宜水抜きする

どれも簡単に行えるので、寒い時期が来る前に対策内容の確認をしておきましょう。

給湯器の水漏れに関するよくある質問

給湯器の水漏れに関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • 給湯器交換の平均費用はいくらですか?
  • 水漏れ以外の給湯器が故障しているサインは何?
  • 給湯器の水漏れを安心できる業者に依頼するためのポイントは?

それぞれ回答結果を見ていきましょう。

給湯器交換の平均費用はいくらですか?

給湯器の交換は種類によっても異なりますが、交換費用自体の相場としては10~30万円程です。 給湯器の本体価格も含めると、40万円〜70万円程かかります。遠隔地の場合は、出張費がかかる場合もあるため、詳しい料金は事前に確認しましょう。

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

また交換費用以外にも、必要部品やガスの接続などで別途料金が必要になるかもしれません。中には料金を高めに設定して、少しでも多く利益を出そうとする悪徳業者も存在します。見積もりを依頼して、相場と大きく差があるような料金を提示してくる業者は避けたほうがいいでしょう。

水漏れ以外の給湯器が故障しているサインは何?

以下のような症状が見られる場合は、給湯器が故障している可能性があります。

  • 給湯器から異音がする
  • 給湯器から煙が出る
  • 給湯温度が安定しない
  • お風呂のお湯がぬるい
  • 追い焚き機能が使えない

これらの症状でひとつでも該当する場合、寿命または故障のサインで買い替えや修理が必要かもしれません。

給湯器はけっして安いものではありません。そのため、給湯器の寿命や故障のサインを見極め計画的に交換することで、急な出費を防ぎましょう。

給湯器の故障については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の水漏れを安心できる業者に依頼するためのポイントは?

給湯器の水漏れを安心できる業者に依頼するためのポイントは、以下の5つです。

  • 水道局指定工事事業者である
  • 出張見積もりを無料でしてくれる
  • 相場に見合った価格設定になっている
  • 施工保証制度が付いてくる
  • 信頼できる実績がある

富士水道センターは、「安心して依頼できると思う関東エリア水まわりサービスNo.1」に選ばれています。無料見積もりを行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。

なお水漏れ修理の悪質業者に関することは、以下の記事を参考にしてください。

給湯器の水漏れは早めに業者に連絡して修理しよう!

給湯器の水漏れは、原因の特定が難しいことや、他の部品の破損につながることなどから、自力での修理はおすすめしません。さらに水漏れを放置すると、一酸化炭素の発生や電気系統の故障のリスクもあるため、すみやかに修理業者へ依頼することが大切です。

給湯器からの水漏れを確認した際は、すぐに使用を中止し、専門の修理業者に依頼して詳しい原因を調べてもらいましょう。

記事の監修者

島尻 博富士水道センター

水道工事や各種水回りの修理に従事して35年間。大規模修繕工事の計画~実施までの対応も可能。保有国家資格(給水装置工事主任技術者、一級管工事施工管理技士、一級建築配管技能士)。2023年1月25日放送 テレ朝スーパーJチャンネルで強烈寒波の報道に出演。

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