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洗面台の水漏れを自分で修理する方法は?原因や業者に依頼すべき状況も解説

富士水道センター編集部

洗面台で水漏れが発生したとき、どうすればいいか困ってしまう方は多いのではないでしょうか。

原因がわからず、自分で修理するべきか業者に頼むべきか悩む方もいるでしょう。

本記事では、洗面台の水漏れが起きる原因や、自分で修理する方法を原因別に解説します。

自分で修理する際の注意点や、業者に依頼するべき状況も合わせて解説するので、洗面台の水漏れで困っている人は参考にしてみてください。

洗面台の水漏れを発見した際にまずやるべきこととは?

洗面台の水漏れを発見した際にまずやるべきこととは?

水漏れを放置していると、水道料金が高くなってしまうことがあります。
 
 
しかし、洗面台の水漏れを発見した際、すぐに原因がわかるわけではありません。
 
そのため、まず水漏れを止めるために、以下の応急処置をしましょう。
  1. 止水栓を閉めて水の使用をやめる
  2. 収納物を移動する
  3. 漏れた水を拭き取る
  4. 水漏れの原因を探す
  5. 自分で修理できるか判断する

焦らず手順どおりに行うことで、その後の修理もスムーズに進められるため、一つひとつ確実に行うことが大切です。

ではそれぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

1.止水栓を閉めて水の使用をやめる

洗面台の水漏れを発見したら被害を最小限にするために、まずは止水栓を閉めて水の使用をやめましょう。

止水栓は洗面台下の収納スペースにあり、収納物で隠れている場合もあります。

そのため必要に応じて、止水栓周りの収納物を先に移動しましょう。

止水栓を閉める際は、右回し(時計回り)で固くなるまで回してください。

ハンドルタイプであれば素手で閉められますが、マイナスドライバーを使用するタイプもあるため、確認しながら焦らず冷静に対応しましょう。

また水とお湯で2つの止水栓があるため、必ず両方を閉めておきましょう。

なお止水栓が閉められない、場所がわからないといった場合は、水道メーター付近にある水道の元栓を閉める方法もあります。

2.収納物を移動する

止水栓を閉められたら、収納スペースに残っているすべての収納物を移動させておきましょう。

なぜなら、そのままにしておくと収納物が水に濡れたり、修理作業の邪魔になったりするからです。

また、作業中に収納物が排水管にぶつかると、別の故障を引き起こすことがあります。

収納物を移動させておくと、このようなトラブルを防いでくれます。

移動する場所は、リビングや廊下など洗面所以外の場所にしてください。

水漏れがすぐに直らない場合は、洗面所内の別の場所にも水漏れが広がる可能性も考えられます。

小物が多く面倒な場合は、大きめの入れ物にまとめてから移動させると効率的です。

3.漏れた水を拭き取る

収納物の移動が済んだら、漏れている水を拭き取りましょう。

漏れた水をそのままにしておくと、物の故障につながったり、床が傷んだりする原因になります。

また集合住宅に住んでいる方であれば、自分の部屋の水漏れによって下の階に浸水するリスクも。

水漏れが原因で、隣人関係の悪化につながるトラブルに発展してしまうかもしれません。

水が漏れていると焦ってしまいがちですが、一つひとつ確実に行い被害を最小限に抑えていきましょう。

4.水漏れの原因を探す

洗面台から水漏れする原因箇所は、大きく分けると給水設備排水設備の2つです。

止水栓を閉めて水漏れが止まるのであれば、給水設備が原因と考えられます。

一方で、大量の水を排水溝に流した際に水漏れが増える場合は、排水設備が原因であることがほとんどです。

水漏れの原因箇所を探す際は、「目で見る」もしくは「手で触る」2つの方法があります。

手で確かめる際は、乾いた手で触るとわかりやすいでしょう。

漏れている水が少量でわかりにくい場合は、ティッシュを当てて濡れるかどうかで確かめられます。

5.自分で修理できるか判断する

水漏れの原因がある程度わかったら、自分で修理するべきか業者に依頼するべきか判断しましょう。

基本的な判断基準としては「修理手順がよくわからない」「原因はわかったけど自分で修理する自信がない」といった場合は、業者に依頼したほうが無難です。

詳しい判断方法については、本記事内の「洗面台の水漏れ修理を業者に依頼すべき状況とは?」で解説しているのでぜひご覧ください。

自分で修理する、または業者に依頼するにしても、できるだけ早く対応することで水漏れの被害を最小限にできるでしょう。

洗面台で水漏れが起きやすい部位と原因とは?

洗面台で水漏れが起きやすい部位と原因とは?

洗面台では、以下のような部位の故障が水漏れの原因になりやすくなっています。

  • ・蛇口やシャワーホースの劣化
  • ・洗面ボウルのひび割れ
  • ・給水管や止水栓つなぎ目のゆるみ
  • ・トラップつなぎ目のズレ
  • ・排水ホースや排水管の傷み
  • ・下水管の詰まり

さまざまな原因を知っておくことで、水漏れが発生した際の判断材料になります。

それぞれ詳しい内容を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

原因➀:蛇口やシャワーホースの劣化

以下のような症状がある場合は、蛇口やシャワーホースの劣化が疑われます。

  • 蛇口を閉めても水が出る
  • シャワーヘッドから水が漏れる
  • 蛇口と洗面台のつなぎ目から水漏れする

これらの症状が見られた場合は、パッキンやカートリッジなどの中にある部品が劣化している可能性があります。

シャワーホースから水が漏れる場合は、ホース自体が劣化しているかもしれません。

シャワーホースは洗面台下の収納部分までつながっているため、ホースを経由して収納部分に水が漏れることもあります。

水漏れ自体は洗面台で起きていても、収納部分もあわせて確認しておきましょう。

原因②:洗面ボウルのひび割れ

洗面ボウルとは、洗面台の水を直接受ける部分のことです。

洗面ボウルは陶器で作られていることが多く、なんらかの衝撃により破損するリスクがあります。

また熱湯によってひび割れることもあります。

ひび割れが起こると、そこから洗面ボウル下の収納部分や床に水漏れするかもしれません。

さらに洗面ボウルは、一度ひびが入ってしまうとどんどん広がっていく可能性があります。

簡単にひび割れが起こるわけではありませんが、普段から強い衝撃を与えたり、熱湯を頻繁に利用したりするのは控えましょう。

原因③:給水管や止水栓つなぎ目のゆるみ

給水管や止水栓は洗面台下に配置されており、よく水漏れを起こします。

主な原因は、接続部のつなぎ目にあるナットがゆるむことで水が漏れるケースです。

ほかにも、つなぎ目のパッキンが劣化する場合もあります。

このケースは外から見えない部分で水漏れが発生しているため、知らぬ間に水道代が高くなったり、漏れた水が収納部分を濡らしカビや腐食につながることもあります。

定期的に収納部分を開いて、水が漏れていないか確認しておきましょう。

原因④:トラップつなぎ目のズレ

トラップとは、洗面台下にあるS字になっている部分のことです。

トラップのカーブになっている所に水が溜まることで、下水からの異臭や虫などの発生を予防する効果があります。

トラップには上下につなぎ目があり、そこから水漏れが発生しているかもしれません。

主な水漏れの原因は給水管や止水栓同様、つなぎ目のナットのゆるみやパッキンの劣化が考えられます。ト

また排水パイプの中に髪の毛や小さなゴミが蓄積されていくと、正常に排水されず水が逆流したり、溜まった水がつなぎ目から漏れてしまうこともあります。

そのほかにも、パイプに亀裂が入って漏れたりしている場合もあります。

原因⑤:排水ホースや排水管の傷み

排水ホースは洗面台下にあり、床下の塩ビ管につながるホースのことです。

排水ホースは、塩ビ管に差し込んでいるだけなので、物が当たると塩ビ管から抜けてしまう場合があり、排水が外に漏れる原因になります。

また長期間使用すると、劣化によって折れたり割れたりすることで水漏れが発生することもあります。

素材が金属製の排水管は、腐食して排水管自体に穴が開き、水漏れを引き起こすかもしれません。

また、気温が低いと内部の水が凍り膨張するため、排水管に亀裂が入る可能性も考えられます。

そのほか、ナットのゆるみやパッキンの劣化なども原因のひとつです。

原因⑥:下水管の詰まり

下水管が詰まることで下水が逆流し、排水管と床の接続部分から水漏れすることがあります。

水は上から下に流れるため、通常下水が逆流することはあり得ません。

そのため下から水が逆流している場合は、下水管が詰まっている可能性があります。

下水管が詰まる原因は、流された髪の毛やゴミなどです。

下水管の水が逆流して収納部分に溢れ出ると、不衛生で悪臭にもつながります。

そのため、詰まりを発見したら水の使用を止めましょう。

【部位・原因別】洗面台の水漏れを自分で修理する方法とは?

【部位・原因別】洗面台の水漏れを自分で修理する方法とは?

以下の部位と原因別に、洗面台の水漏れを自分で修理する方法を見ていきましょう。

  • ・蛇口からの水漏れ(ハンドルタイプ)
  • ・蛇口からの水漏れ(シングルレバータイプ)
  • ・シャワーホースからの水漏れ
  • ・洗面ボウルからの水漏れ
  • ・給水管や止水栓からの水漏れ
  • ・トラップからの水漏れ
  • ・排水ホースからの水漏れ
  • ・洗面ボウルと排水パイプの接続部からの水漏れ
 
自分で修理すれば業者に依頼するよりも、費用と時間を抑えられます。
 
しかし、あくまで自己責任です。
 
それぞれの詳しい内容を解説するので、参考にしながら行ってみてください。
 

蛇口からの水漏れ(ハンドルタイプ)の修理方法

 
ハンドルタイプの蛇口から水漏れしている場合は、パッキンの劣化が原因であることがほとんどです。
 
そのため、パッキンの劣化による水漏れを修理する手順を解説します。
 
まずは、以下の物を準備しましょう。
 
  • ・ドライバー(プラスとマイナス両方)
  • ・モンキーレンチ
  • ・交換用のパッキン
  • ・タオル
 
修理手順とそれぞれのポイントは以下のとおりです。
修理手順 ポイント
1. 止水栓を閉める 忘れると作業中に大量の水が漏れる可能性がある
2. ハンドルキャップを外す マイナスドライバーを使うと取り外しやすい
3. ハンドルを外す プラスドライバーを使用しネジを外す
4. 水栓上部のナットを外す モンキーレンチを使用しナットを取り外す
5. パッキンを交換する ホームセンターで適したサイズを購入する
6. 逆の手順で元に戻す 止水栓を戻して水漏れを確認する
 
止水栓を閉めても作業中に内部に残っている水が漏れることがあるため、準備したタオルで拭き取りながら作業しましょう。
 

蛇口からの水漏れ(シングルレバータイプ)の修理方法

 
シングルタイプの蛇口から水漏れしている場合は、カートリッジの劣化であることが多いです。
 
そのため、カートリッジの劣化による水漏れを修理する手順を解説します。まず以下の物を準備しましょう。
 
  • ・ドライバー(プラスとマイナス両方)
  • ・予備のカートリッジ
  • ・タオル
 
修理手順とそれぞれのポイントを見ていきましょう。
修理手順 ポイント
1. 止水栓を閉める 忘れると作業中に大量の水が漏れる可能性がある
2. ネジカバーを外す マイナスドライバーを使うと取り外しやすい
3. レバーハンドルのネジを外す プラスドライバーを使用しネジを外す
4. 台座の外カバーを外す 固定されている場合は回して取り外す
5. カートリッジを外して交換する ネジで固定されている場合はドライバーを使用する
6. 逆の手順で元に戻す 止水栓を戻して水漏れを確認する

 

蛇口のメーカーによって若干の差はありますが、基本的な作業は上記のとおりです。
 

シャワーホースからの水漏れの修理方法

 
シャワーホースから水漏れしている場合は、まず以下の物を準備しましょう。
 
  • ・ドライバー(プラスとマイナス両方)
  • ・モンキーレンチ
  • ・交換用の部品
  • ・タオル
 
シャワーホースの水漏れは、パッキン・シャワーヘッド・シャワーホースのいずれかが原因なので、それぞれの交換手順をそれぞれ紹介します。
 
なお、修理前に交換部品のメーカーと型番を確認しておきましょう。また、作業前は必ず止水栓を閉めてください。
 
修理部分 修理手順
パッキン 1. シャワーヘッドを取り外す
2. 内部のパッキンを交換する
(パッキンはシャワーヘッド内側とホース先端の2つある)
3. 元に戻して水を流し漏れないかチェックする
シャワーヘッド 1. シャワー根元のネジやナットをゆるめる
2. シャワーヘッドを外す
3. 新しいシャワーヘッドを取り付ける
4. ネジまたはナットを回し固定する
5. 元に戻して水を流し漏れないかチェックする
シャワーホース 1. 洗面台に固定されているハンドルを外す
2. ハンドル側ストッパーを外しハンドルとホースを分ける
3. シャワーヘッドと一緒にホースを外す
4. 新しいホースを取り付ける
5. ハンドルを洗面台に固定し直す
(レンチを使いネジやナットを締める)
6. ホースを引っ張って確実に固定されているか確認する
7. 元に戻して水を流し漏れないかチェックする
 
パッキンやシャワーヘッドは比較的簡単に交換できますが、シャワーホースは作業工程も多く少し難しく感じるかもしれません。
 
自力での修理に自信がない方は、専門業者に依頼して一度見積もりだけ相談してもいいでしょう。
 

洗面ボウルからの水漏れの修理方法

 
洗面ボウルから水漏れしている場合は、ひび割れが原因であることがほとんどです。
 
そのため、洗面ボウルのひび割れによる水漏れを修理する方法を解説します。
 
まず以下の物を準備しましょう。
 
  • ・ホーロー用補修材
  • ・ゴム手袋
  • ・耐水ペーパー
 
修理手順とそれぞれのポイントは以下のとおりです。
 
修理手順 ポイント
耐水ペーパーを使う 水をつけてひび周辺を削りなめらかにする
削った後のカスを拭き取る カスと一緒に水気も拭き取る
ドライヤーで乾かす 完全に乾燥させる
ホーロー用補修材を使う 取扱説明書に沿ってひびを埋める
余分な補修材を取り除く 厚塗で補修材をならしながら取り除く
補修材が固まるのを待つ 固まった後に凹凸があれば耐水ペーパーで削る
 
洗面ボウルのひび割れは、修理後も徐々に広がる可能性があります。
 
そのため、自己修理はあくまで応急処置です。
 
自分でできる範囲の修理が済んだら、基本的には業者に頼んで完璧に修理してもらうことをおすすめします。
 

給水管や止水栓からの水漏れの修理方法

 
給水管と止水栓は洗面台下にあり、根元がナットで固定されています。
 
このナット部分からの水漏れが多く見られます。
 
まずは以下の手順で、水漏れの原因を確認しましょう。
 
  1. 止水栓を閉める
  2. レンチを使ってナットを締める
  3. 2の作業で水漏れが止まるか確認する
  4. 止まらない場合はパッキンの交換をしてみる
なお、水を出していない状態でも水漏れがある場合は、止水栓自体に原因の可能性があるため、業者に見てもらうことをおすすめします。
また自分でできることを試しても、水漏れが解消されないこともあるでしょう。
 
そのようなときは、迷わず業者に依頼したほうがスムーズに直せます。
 
  1. 止水栓を閉める
  2. レンチを使ってナットを締める
  3. これで水漏れが止まるか確認する
  4. 止まらない場合はパッキンの交換をしてみる
 
それでも水漏れが止まらない場合は、排水パイプの詰まりが考えられます。
 
詰まりの解消には、重曹と酢を混ぜた物や、パイプクリーナーを流す方法などを試してみてください。
 
それでも解消されなければ、一度業者に見てもらいましょう。
 
トラップからの水漏れは、洗面台を使用し新たに水が流れてこない限り、水漏れは拡大しません。
 
修理が終わるまでは、洗面台での水の使用を控えましょう。
 

排水ホースからの水漏れの修理方法

 
蛇腹タイプの排水ホースは、床下の塩ビ管に直接差し込まれているだけなので、作業中に手が当たったり、収納物が当たったりして抜ける可能性があります。
 
そのため、以下の手順で水漏れを確認しましょう。
 
  1. 止水栓を閉める
  2. 排水ホースが抜けていないか確認する
  3. 抜けているようなら元に戻す
  4. 3の作業後も水漏れする場合は下水管の詰まりを想定する
  5. 業者に依頼して詰まりを調査してもらう

また排水ホースは経年劣化によって固くなり、亀裂が生じることで水が漏れる場合も考えられます。

その際は、中にあるパッキンも劣化している可能性が高いため、排水ホースと一緒に交換しましょう。

排水ホースから水漏れしているように見えても、下水管が原因の場合もあります。

その際は、排水ホースと塩ビ管の接続部から水漏れしている可能性が高く、自力での修理は難しい状態です。

無理せず専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

洗面ボウルと排水パイプの接続部からの水漏れの修理方法

洗面ボウルと排水パイプの接続部から水漏れがある場合は、パッキンの劣化による可能性があります。

ただし、排水パイプのナット部分から水漏れしているようにも見えるため、それぞれ原因の特定方法もあわせて紹介します。

水漏れ箇所 特定方法
接続部のパッキン 洗面ボウルと排水パイプの接続部にタオルを当てて濡れる
排水管のナット 洗面ボウルと排水パイプの接続部にタオルを当てて濡れない

パッキンの劣化が原因の場合、新しい物への交換が必要です。

排水管のナット部分が原因の場合は、レンチで締め直すだけで水漏れを解消できます。

なおパッキンをはじめとした交換部品がある場合は、購入前に必ず型番をチェックしておきましょう。

洗面台の水漏れを自分で修理するときの注意点は?3つのポイント

洗面台の水漏れを自分で修理するときの注意点3つ

洗面台の水漏れを自分で修理するときは、以下3つのことに注意してください。

  • ・部品の紛失と破損
  • ・部品の型番のチェック
  • ・ネジやナットの締めすぎ

中でも部品の紛失や型番のチェックミスは、余計な時間と費用がかかるため、とくに注意が必要です。

それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。

注意点➀:部品の紛失と破損に気をつける

パッキンやカートリッジなど、交換部品がある場合は紛失に気をつけましょう。

また作業中に、シャワーホースや排水パイプなどを傷つけたり破損させたりしないような配慮も必要です。

紛失や破損により部品が不足すると、余計な時間や費用がかかります。

引っ越しやリフォーム時にも、洗面台に関わる予備の部品は大切に保管しておきましょう。

注意点②:部品の型番をチェックする

パッキンやカートリッジ、シャワーホースなどの部品を新しく購入する際は、必ず型番を確認しておきましょう。

せっかく購入しても、型番を間違えたら修理できません。

部品によっては、型番は違っても似たような物もあります。

同じ型番を購入したつもりで無理に取り付けてしまうと、さらなる故障の原因に。

そのため購入前は必ず取扱説明書を見て、型番を確認し直すことをおすすめします。

それでもわからない場合は、水道業者への修理依頼を検討しましょう。

注意点③:ネジやナットを締めすぎない

洗面台の水漏れを修理する工程では、状況によってネジやナットを締める作業があります。

その際に、強く締めすぎないように注意しましょう。

とくにナットの場合は、ゆるんでいることで水が漏れていると、ついしっかり締めたくなりますよね。

しかし、強く締めすぎてしまうと部品が破損したり、水道のレバーやハンドルが動きにくくなったりします。

さらにその状態で無理に使用すると、他の箇所の故障につながるかもしれません。

ネジやナットを締める際は、締め具合を確認したり、レバーやハンドルが動かしにくくなっていたりしないか確認しながら締めていきましょう。

洗面台の水漏れ修理を業者に依頼すべき状況とは?

洗面台の水漏れ修理を業者に依頼すべき状況とは?

以下のような状況であれば、専門の修理業者に依頼したほうがいいかもしれません。

  • ・水漏れの場所がわからない
  • ・自分で部品を交換する自信がない
  • ・床下の排水管が詰まっている

自分で修理しようとしたけど難しいと感じた場合は、できるだけ早く業者に依頼することが大切です。

なぜなら放っておくことで、さらなる故障につながるリスクもあるからです。

水漏れの場所がわからない

これまで紹介したような水漏れの原因が確認できなかった場合は、無理に自分で直さないようにしましょう。

わからないまま修理したり、ナットやネジを力づくで締めたりすると、水漏れ以外のさらなる故障につながるかもしれません。

水漏れの場所がわからない場合は、止水栓を閉めて洗面台の水の使用を止めておいてください。

止水栓を閉めても水漏れが続くときは、水道メーター付近の元栓を閉めて、業者に依頼するまでは水の使用をすべて控えましょう。

自分で部品を交換する自信がない

パッキンやカートリッジなど部品の交換は、慣れていない方だと難しいと感じるかもしれません。

とくに普段から工具を使った作業の経験がなく、苦手意識を持っている場合は、業者に依頼しましょう。

部品を購入すれば、自分で交換することは難しくありません。

しかし、部品のサイズや型番などを間違えると修理できません。

メーカーによっては返品不可の場合もあり、買い間違えると余計なコストがかかるリスクもあります。

水漏れの原因や故障箇所によっては、業者に依頼したほうがいいケースも少なくありません。

床下の排水管が詰まっている

床下の排水管が詰まることで水漏れが発生している場合は、専門の業者に依頼しましょう。

なぜなら、床下の排水管の詰まりを自力で直すのは難しいためです。

床下の排水管が詰まっていると、逆流した水が床に溢れて、カビや悪臭を発生させる原因にもなります。

そのため、水漏れを発見したら早めに業者に依頼してみてください。

水道修理を依頼するときのポイント!費用相場や依頼の流れを解説

洗面台の水漏れ修理を業者に依頼する際の費用相場は?

洗面台の水漏れ修理を業者に依頼する際の費用相場は、以下のとおりです。

水漏れ箇所 費用相場
蛇口やシャワーホース 25,000円~(別途部品費用あり)
給水管 8,000〜60,000円程
排水管 10,000〜30,000円程
排水トラップ 6,000~15,000円程
洗面ボウル 10,000円~

洗面台の水漏れ修理で信頼できる業者を見極めるポイントは?5つご紹介

洗面台の水漏れ修理で信頼できる業者を見極めるポイント5つ

洗面台の水漏れ修理で、信頼できる業者を見極めるポイントは以下の5つです。

  • ・水道局指定工事事業者である
  • ・出張見積もりを無料でしてくれる
  • ・相場に見合った価格設定になっている
  • ・施工保証制度が付いてくる
  • ・信頼できる実績がある

れらのポイントを参考に信頼できる業者に依頼しましょう。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント➀:水道局指定工事事業者である

信頼できる業者を選ぶ基準として「水道局指定工事事業者」であるかどうかが挙げられます。

指定事業者は法律で定められた基準で、適切に施工できると認められた業者のことです。

指定の有無に関しては、各自治体の水道局で確認できます。

参考:東京都水道局

しかし、水道局指定工事事業者であっても、その規模や種類はさまざまです。

そのため、今回ご紹介している他のポイントも参考にしながら、実際に連絡してみて自分で判断するほうがいいでしょう。

ポイント②:出張見積もりを無料でしてくれる

はじめて業者に修理を依頼する場合は、出張費や見積りが無料の業者に頼むことをおすすめします。

なぜなら、あらかじめ料金を確認しておくことで、予想外に修理費用が高くなってしまうのを防げるためです。

ただ「その場で契約してくれた場合のみ無料」といった条件がある場合もあるため、出張見積もりを頼む前に詳しい情報を確認しておきましょう。

ポイント③:相場に見合った価格設定になっている

本記事を参考に各工事費用の相場を確認しておき、高すぎる料金設定になっていないか確認しましょう。

多少の料金差はありますが、何倍も金額が異なることはありえません。

料金設定については、最初に電話依頼する際に詳しい内容を確認しておきましょう。

ポイント④:施工保証制度が付いてくる

修理したらそれで終わりではなく、アフターフォローのような保証制度が付いてくる業者は安心できます。

なぜなら保証制度がない業者は、修理後の結果に対しては責任をもたないと表明しているようなものだからです。

富士水道センターは施工に自信がありますので、各種施工の施工日から最長10年の無料施工保証を提供しております。

ぜひ安心してご依頼ください。

ポイント⑤:信頼できる実績がある

運営会社のホームページに信頼できる実績があるかどうかも、業者を選ぶ判断材料になります。

外部の口コミサイトや、メディアへの掲載実績などをチェックしてみてください。

また運営会社の情報を見て、会社の歴史や資本がしっかり記載されているかも確認しましょう。

「インターネット上でよく見かけるから」という理由の場合は、実績のない会社が広告に力を入れているだけの可能性があるため注意してください。

富士水道センターは、GoogleやYahoo!の口コミで、5段階中で平均4.6と高い評価をいただいています。

富士水道センターの口コミ

またテレビの取材実績もあり、信頼していただける実績を掲載しているので、ぜひお気軽にお問合せください。

悪質な水道業者の一覧はある?見分けるポイントや依頼してしまった場合の対処法を解説

洗面台の水漏れ予防対策は?4つのポイント

洗面台の水漏れ予防対策4つ

普段から洗面台の水漏れを予防するために、以下4つのことを意識して行いましょう。

  • ・部品を定期的にチェックする
  • ・見えない部分の水漏れを確認する
  • ・収納スペースを整理する
  • ・排水溝を定期的に掃除する

どれも簡単に行えて水漏れに対する効果的な予防策になるため、ぜひ試してみてください。

予防対策➀:部品を定期的にチェックする

水漏れしやすい各箇所の部品を定期的にチェックしましょう。

劣化している場合は、事前に交換すれば水漏れを防げます。

洗面所の中だと、とくに水漏れしやすいのが、蛇口の周辺や給水管、S字トラップなどです。

それらに使われているパッキンやカートリッジ、ナットなどの劣化やゆるみはこまめに確認しておきましょう。

予防対策②:見えない部分の水漏れを確認する

部品のチェックと同様に、普段目に見えない部分が水漏れしていないか確認しておきましょう。

とくに排水管やトラップなどは、収納スペースにあるため水漏れが起きていても気づかない可能性があります。

もし気づかないまま放置しておくと、収納物が水に濡れたり、床にカビが生えたりする原因にもなります。

収納スペースをはじめとした目に見えない部分は、水漏れが起きていないか定期的に確認しましょう。

明らかな水漏れが確認できなくても、徐々に漏れて湿っていく場合もあります。

その際は、排水管やトラップに手で触れてみたり、ティッシュを当てて濡れないか確認したりすることで確実に水漏れ箇所を見つけてみてください。

予防対策③:収納スペースを整理する

排水管やトラップなどは、収納スペースに物を出し入れする際にぶつかることで破損し、水漏れの原因になる可能性があります。

そのため、物を詰めすぎず少し余裕を持たせるほうがいいでしょう。

収納スペースは週に1回は整理整頓をして、ついでに水漏れのチェックもすると、綺麗な状態を維持しつつ水漏れ予防にもなります。

予防対策④:排水溝を定期的に掃除する

洗面台は、排水溝が詰まることで水漏れが起きるリスクが上がります。

排水溝に蓄積したゴミや髪の毛などが徐々に流れ落ち、排水管を劣化させる原因になるからです。

こまめに掃除すれば、悪臭の予防にもなり気持ちよく洗面台を使えます。

洗面所は毎日使用するため、その都度ゴミを取り除くことをおすすめします。

また週に1回はパイプクリーナーで掃除すると、より詰まりにくくなるのでおすすめです。

排水溝をはじめとした洗面台の詰まりについては、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

<!-<内部リンク設置候補 「洗面 台 詰まり」>–>

洗面台の水漏れはすぐに適切な対応をしよう

洗面台の水漏れはすぐに適切な対応をしよう

洗面台の水漏れには、さまざまな原因があります。そのため、まずは原因の特定をしないと自力で修理することもできません。

水漏れを発見したら、まずは本記事で紹介している対応を実践してみてください。

水漏れの場所が特定できない場合は、無理して直そうとするのはおすすめしません。

わからないまま自分で直そうとすると、水漏れが悪化したり他の部分の故障につながったりする可能性も考えられます。

そのため、確実に水漏れを解消したい場合は、専門の業者に依頼することが大切です。

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