お風呂の排水溝トラップの外し方｜年末大掃除で詰まりとニオイを一気にリセット

なぜ「排水溝トラップ」を外して掃除したほうがいいのか

年に一度の大掃除だからこそ、ふだん手を入れない場所まできれいにしておきたいところです。

排水口カバーや目皿だけ外して掃除していると、見える部分はきれいになったように感じても、トラップの内側には汚れが残ってしまいます。

まずは、排水溝トラップの役割と、外して掃除する意味を整理しておきましょう。

まずは、次の内容をまとめます。

排水溝と排水トラップの役割

お風呂の排水溝には、配管の途中に「トラップ」と呼ばれる構造があります。

トラップには水がたまっていて、この水のフタが、下水のニオイや虫をせき止める役割を担っている箇所です。

いわば、家の中と排水管を仕切る“関所”のような存在。

逆にいえば、トラップ周辺に髪の毛や石けんカスがたまると、そこから悪臭が出たり、詰まりの原因になったりします。

表面だけでなく、トラップそのものを外して掃除すると、ニオイと詰まりを同時に予防しやすくなるのでチェックしましょう。

フタや目皿だけでは落としきれない汚れがたまる場所

多くの人は、排水口のフタや目皿、ヘアキャッチャーまでは日常的に洗っているでしょう。

ところが、その下にある筒状の部品や、カップのようなトラップ部分までは、なかなか手を入れません。

しかし、この「一段下」にある空間こそ、髪の毛や皮脂汚れ、シャンプーの残りが溜まりやすい場所です。

しばらく掃除していないトラップを外すと、ヌメリや黒ずみがびっしり付着していることも珍しくありません。

年末の大掃除のタイミングでトラップまでしっかり外して掃除しておくと、翌年以降のお手入れがかなりラクになります

外す前に準備するものと注意点

排水溝トラップの外し方自体は難しくなくても、準備不足のまま作業を始めると、床が水浸しになったり小さな部品を流してしまったりしがちです。

安全に、かつスムーズに作業するために、事前に準備しておきたい物や注意点を確認しておきましょう。

この章では、次の内容を取り上げます

最低限そろえておきたい道具

風呂の排水溝トラップを外すときに、あると便利な道具は次のとおりです。

用意するもの	説明
ゴム手袋	使い捨てタイプでも問題なし
古い歯ブラシ・小さめのブラシ	細かい部分の掃除に便利
ビニール袋	ゴミや部品の一時置きに使用
新聞紙・タオル	床を汚さないために敷く

大掃除でしっかり汚れを落としたいなら、重曹やパイプ用洗浄剤も用意しておくと、トラップを外したあとまで一気に掃除を進めやすくなります。

ケガ・破損を防ぐために気をつけたいこと

浴室の床は水で濡れると滑りやすくなります。

作業前に軽く水気をふき取り、素足よりも滑りにくいサンダルなどを履いたほうが安心です。

また、トラップの縁や金属部分は角が立っていることもあります。

必ずゴム手袋をつけて作業しましょう。

部品を外したあと、そのまま排水溝の上に置いておくと、うっかり流してしまうことがあります。

外したパーツは、すぐ横に広げた新聞紙やトレーの上に並べておくと安全です。

賃貸・マンションでの注意点と、取扱説明書・メーカーサイトの確認

賃貸物件や分譲マンションでは、浴室の設備が管理規約の対象になっている場合があります。

トラップ本体や配管を破損すると、自己負担では済まないケースも出てきます。

不安な場合は、事前に管理会社やオーナーへ「排水口まわりを掃除したいが、トラップを外しても問題ないか」と相談しておくと安心です。

メーカーによって、風呂の排水溝トラップの構造や外し方が少しずつ異なります。

取扱説明書やメーカーサイトで「お手入れ方法」「分解できる範囲」を確認しておくと、無理な力をかけずに作業できます。

お風呂の排水溝トラップの外し方【代表的なタイプ別】

多くのユニットバスは「フタや目皿を外し、その下のトラップを持ち上げる」という基本構造を共有しています。

この記事では、TOTOやLIXIL、パナソニック、タカラスタンダードといった主要メーカーにも共通しやすいよくある形を前提に、一般的な外し方の流れを整理しました。

まとめる内容は次のとおりです。

【封水筒タイプ】フタ＋ヘアキャッチャー＋筒状トラップの外し方

もっともよく見かけるのが、排水口カバーの下にヘアキャッチャーがあり、そのさらに下に筒状のトラップが差し込まれているタイプ。

一般的な手順は次のような流れです。

封水筒は、回転させて外す構造のものもあれば、まっすぐ引き抜くだけのものもあります。

固くて動きにくいときは、力任せに回さず、まず周囲の汚れをブラシで落としてから、少しずつ動かしてみましょう。

【ワントラップ】フタ＋浅いカップ型トラップの外し方

排水口のフタとヘアキャッチャーを外したあと、浅いカップやドームのようなトラップがはまっているタイプもよく見られます。

これは「ワントラップ」と呼ばれる形で、基本的には上へ持ち上げるだけで外せるタイプです。

ただし、長年掃除していないと、汚れや水垢で固くくっついてしまうことがあります。

そんなときは、左右に軽く揺らしながら、少しずつ持ち上げていきましょう。

無理に一気に引き抜こうとすると、カップの縁を欠けさせてしまうことがあります。

浴槽側排水の防臭パイプを外すときの基本

浴槽の栓を抜くと流れていく側の排水にも、防臭パイプや簡易的なトラップが組み込まれている場合があります。

構造は浴槽やメーカーによって変わりますが、一般的には次のようなイメージです。

この防臭パイプは、手でつかめるように突起がついているものが多く、まっすぐ上に引き抜くだけで外れることがあります。

ねじ込み式になっているケースもあるため、回転の有無を慎重に確認したほうが安全です。

不安なときは、無理に回したりこじったりせず、取扱説明書を見てから作業したほうがよいでしょう。

古い浴室や特殊なトラップに見える場合

築年数が古い住宅では、床下や天井裏に大きなトラップ（サイホン型・ドラムトラップなど）が組み込まれていることがあります。

この場合、浴室側から見えている排水口は、あくまで入口にすぎません。

見た目で構造がわかりにくい場合や、床下に金属製の大きな箱のようなものが見える場合は、自分で分解しようとしないほうが無難です。

こうした特殊なトラップは、外し方を誤ると水漏れや詰まりを悪化させるおそれがあります。

違和感があれば、早めに水道業者へ相談したほうが安心です。

トラップを外したあとの掃除手順

排水溝トラップを外せたら、トラップと周辺の汚れをまとめて落としてしまいましょう。

ここでは、無理なくできる基本の掃除手順を整理します。

髪の毛・ゴミをしっかり取り除く

まずは、ヘアキャッチャーや目皿、トラップのまわりに絡みついている髪の毛やゴミを取り除きます。

ゴム手袋をした手でつまみ取るか、気になる場合は割りばしやピンセットを使ってみてください。

ここでしっかり取り除いておくと、洗剤を使ったときの効きがよくなります。

取り除いたゴミは、そのまま排水溝へ流さず、ビニール袋に入れて可燃ゴミとして処分しましょう。

重曹やパイプクリーナーでヌメリ・ニオイを落とす

ヌメリや皮脂汚れが気になる場合は、重曹とぬるま湯を使った掃除がおすすめです。

トラップや排水口の内側に重曹を振りかけ、しばらく置いたあと、古い歯ブラシでこすれば、汚れが落ちやすくなります。

ニオイや黒ずみが強いときには、家庭用のパイプクリーナーを表示どおりに使用する方法もあります。

ただし、塩素系の強い洗剤は、長時間放置すると部品やパッキンを傷めることがあるので注意が必要です。

使用量や放置時間は、必ず商品の説明に従いましょう。

掃除後に元通りに組み立てるときのポイント

掃除が終わったら、トラップ・ヘアキャッチャー・目皿・フタの順に元へ戻していきます。

作業前にスマホで写真を撮っておくと、元通りの形を確認しながら戻せるので安心です。

すべての部品を取り付けたあと、シャワーで少し長めに水を流しておきましょう。

これでトラップ内に再び水がたまり、下水からのニオイを防ぐ「水のフタ」が復活します。

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トラップが固くて外れない／壊れそうなときの対処

いざ風呂の排水溝トラップの外し方を試しても、「びくともしない」「回らない」というケースもあります。

原因は、長期間掃除していない排水口ほど、汚れや水垢で固着しやすくなることです。

ここでは、固くて外れないときの対処法と、絶対に避けたい行為を整理します。

この章のポイントは次のとおりです。

汚れや水垢で固着しているときに試したいこと

まずは、周囲の汚れを軽く洗い流し、トラップ周りにぬるま湯をかけてみましょう。

温度差で汚れがゆるみ、少し動かしやすくなることがあります。

そのうえで、ゴム手袋やゴムシートを使ってしっかり握り、左右に小刻みに揺らしながら回してみてください。

わずかでも動き始めたら、その動きを繰り返し、少しずつ可動範囲を広げていくと、無理な負荷をかけずに外しやすくなります。

絶対に避けたいNGな外し方

固くて外れないからといって、ドライバーやモンキーレンチなどの工具をテコ代わりに使うのは避けましょう。

フチを欠けさせたり、樹脂部分にヒビを入れたりする原因です。

また、トラップだけでなく、その外側の金属枠ごと回してしまうと、床材や防水層を傷めるおそれがあります。

ひび割れが入っているトラップを無理やり回すと、劣化部分が割れてしまうこともあるので注意が必要です。

少しでも違和感を覚えたら、それ以上力をかけないほうが安全です。

「ここまできたらプロに任せたほうがいい」判断基準

次のような状態になったら、自力での分解はひとまずストップしたほうが安心です。

無理にこじ開けてトラップを破損すると、部品交換や配管工事が必要になる場合があります。

費用とリスクを考えると、早めに水道業者を呼んだほうが結果的に安く済むことも少なくありません。

メーカー名が多くて不安な人向けの確認ポイント

インターネットで「風呂 排水 溝 トラップ 外し 方」を検索すると、メーカー名や型番がたくさん出てきて、わからなくなるかもしれません。

とはいえ、基本的な構造は似ているケースが多く、ポイントさえ押さえておけば、それほど怖がる必要はありません。

ここでは、事前に確認しておくと安心なポイントをまとめます。

主な内容は次のとおりです。

型番・品番ラベルの探し方

浴室の壁や浴槽の横、給湯リモコンの近くなどに、メーカー名と型番が記載されたシールが貼られていることがあります。

浴槽のフチ付近や、洗い場側のパネル裏に貼られていることもあるため、一度ぐるりと見回してみましょう。

型番がわかると、メーカーサイトで「お手入れ方法」や「排水口の外し方」を検索しやすくなります。

どうしても見つからない場合は、浴室全体と排水口まわりの写真を撮っておき、水道業者や管理会社に見せて相談する方法も有効です。

取扱説明書やメーカーサイトで見ておきたいこと

取扱説明書には、「お手入れのしかた」や「分解してよい範囲」の説明が載っていることが多くなっています。

ここで、どこまで外してよいか、どの洗剤が使用可能かを確認しておきましょう。

メーカーサイトでPDF版の説明書を公開している例も多いため、型番がわかれば自宅に説明書がなくても調べられます。

禁止されている洗剤や道具（研磨剤入りスポンジなど）が明記されている場合もあるため、使用前にチェックしておくと安心です。

賃貸の場合は管理会社・オーナーに相談したほうがいい場面

賃貸物件では、設備の破損や水漏れが起こると、原状回復の費用負担が問題になることがあります。

次のような場合は、事前に管理会社やオーナーへ相談しておいたほうが安全です。

「年末の大掃除で排水口まわりを掃除したいが、どこまで触ってよいか」と一言確認しておくだけでも、安心感がかなり変わってきます。

自分で外さず業者に頼んだほうがいいケース

排水溝トラップの外し方を知っていれば、多くの場合は自分で掃除できます。

それでも、中にはプロに任せたほうが安全なケースもあります。

無理をすると、配管や床下まで被害が広がることがあるため、早めに見切りをつけることも大切です。

この章では、次の点を整理します。

水があふれる・床下から水漏れしているなど、危険なサイン

すでに排水がほとんど流れず、床に水があふれてしまっている場合は、単純な詰まりではなく、配管そのものに問題が起きている可能性があります。

また、浴室の外側の天井や壁にシミが出ている、水を流すと下階から苦情が来る、といった状態も要注意です。

こうした症状があるときに、素人判断でトラップを外したり、強い薬剤を大量に流したりすると、被害が広がるおそれがあります。

迷わず業者に相談したほうが安全です。

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業者に依頼するときに伝えるとスムーズな情報

水道業者に連絡するときは、次の情報を準備しておくと、現場対応がスムーズになります。

可能であれば、排水口まわりや浴室全体の写真を共有すると、見積もりや作業内容の説明も具体的になりやすくなります。

お風呂の排水溝トラップを業者に依頼するときの費用と流れ

「自分で外さず業者に頼んだほうがいい」とわかっていても、どのくらい費用がかかるのか、どんな手順で進むのかが見えないと、連絡するのをためらいがちです。

ここでは、お風呂の排水溝トラップまわりのトラブルを業者に依頼する際のおおまかな料金の考え方と、問い合わせから作業完了までの流れを整理しておきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

お風呂の排水溝トラップまわりの作業費用の目安

料金体系は業者によって異なりますが、一般的には

といった項目の合計で計算されます。

「お風呂の排水溝の詰まり解消」「排水トラップの清掃」といった比較的軽いトラブルであれば、1万円前後〜数万円ほどの範囲に収まるケースが多めです。

ただし、床下の配管にまで詰まりが広がって高圧洗浄が必要な場合や、トラップ本体や配管部材の交換まで必要になる場合は、それ以上の費用がかかることもあります。

電話やメールの段階で、おおまかな症状と築年数、浴室のタイプを伝えておくと、ある程度の目安を教えてもらいやすくなります。

業者に依頼してから作業完了までの基本的な流れ

水道業者に排水溝トラップまわりのトラブルを依頼した場合、おおまかな流れは次のようなイメージです。

業者によっては、「点検のみ」「見積もりのみ」で料金が発生する場合もあります。

事前に「見に来てもらうだけで費用がかかるかどうか」を確認しておくと安心です。

見積もり時にチェックしたいポイントと年末に依頼するときの注意点

見積もりの説明を受けるときは、次の点を確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。

年末は水回りのトラブルが集中しやすく、希望どおりの日時に予約が取りにくくなることもあるので注意してください。

可能なら、大掃除の予定日から逆算し、少し早めに相談しておくと、余裕を持って日程を組みやすくなります。

富士水道センターのように、見積もり内容や料金体系を事前に丁寧に説明してくれる業者を選ぶと、「知らないあいだに料金がふくらんでいた」という心配を減らせます。

料金の不安があるときは、遠慮せずその場で質問しておきましょう。

【要注意】悪質な水道業者一覧はどこ？急増する高額請求トラブルと信頼できる業者の選び方

【FAQ】風呂の排水溝トラップの外し方でよくある質問

最後に、お風呂の排水溝トラップの外し方に関するよくある質問をまとめました。

Q. 風呂の排水溝トラップは、どれくらいの頻度で外して掃除したほうがよいですか？

A. 家族構成や入浴スタイルにもよりますが、目安としては「１週間に１度」程度が目標です。

髪の毛が多く流れやすいご家庭や、シャンプーやボディソープをしっかり使う場合は、月1回くらいのペースでトラップを外してチェックすると、詰まりや悪臭をかなり防げます。

年末の大掃除では、必ず一度はトラップまで外しておくと安心です。

Q. メーカーごとに構造が違うようですが、このページの方法をそのまま真似しても大丈夫ですか？

A. 多くの浴室で、基本の構造は似たつくりになっています。

ただし、メーカーや型番によって外し方に細かな違いがあるため、必ず取扱説明書やメーカーサイトの「お手入れ方法」も併せて確認してください。

このページで紹介している方法はあくまで一般的な手順なので、少しでも違和感があれば無理に回したり引き抜いたりせず、公式の案内を優先したほうが安全です。

Q. トラップが固くて回りません。自分で外しても大丈夫でしょうか？

A. ぬるま湯をかけて汚れをゆるめたり、ゴム手袋でグリップ力を上げたりすると、少し動きやすくなることがあります。

それでもまったく回らない場合や、部品にヒビが見えている場合は、無理に力をかけないほうが賢明です。

金属工具でこじると割れやすく、結果的に部品交換や配管工事が必要になるおそれもあります。

不安なときは、早めに水道業者へ相談したほうが結果的に負担が軽く済むケースが多いです。

Q. 賃貸物件のお風呂でも、排水溝トラップを外して掃除してよいのでしょうか？

A. ヘアキャッチャーや目皿の掃除は、ほとんどの物件で問題ありません。

ただし、トラップ本体や配管に手を加えると、破損時の費用負担がトラブルになることがあります。

構造がわかりにくい場合や、すでにぐらつきや劣化があると感じた場合は、事前に管理会社やオーナーへ「どこまで掃除してよいか」確認しておくと安心です。

水漏れや破損が心配なときは、自分で分解せず、管理会社経由で業者を手配してもらう方法もあります。

Q. 排水溝トラップを外しているあいだ、下水のニオイが上がってこないか心配です。

A. トラップは水でフタをしてニオイを防いでいるため、完全に外すと一時的にニオイを感じることがあります。

掃除のあいだは換気扇を回し、できるだけ短時間で作業を済ませましょう。

掃除が終わったら、トラップを正しく戻したうえでシャワーの水をしばらく流してください。

これで再び水がたまり、下水側からのニオイを防ぐ機能が戻ります。

Q. パイプクリーナーを使うときも、排水溝トラップは外したほうがよいですか？

A. 軽いヌメリやニオイ程度であれば、トラップを外さずにパイプクリーナーを使う方法でもある程度の効果が期待できます。

ただし、髪の毛やゴミが物理的に詰まっている場合は、トラップを外して取り除かなければ改善しません。

年末の大掃除では、いったんトラップを外し、髪の毛や固形物を取り除いてから、必要に応じてパイプクリーナーを使うほうが、配管への負担も減らせます。

Q. 排水溝トラップを元に戻したあと、水の流れが悪くなった気がします。何か問題がありますか？

A. 部品の向きや差し込み位置が少しずれていると、水の通り道が狭くなり、流れが悪く感じられることがあります。

一度すべての部品を外し、取り外し前に撮影した写真と見比べながら、順番と向きを確認してください。

それでも改善しない場合や、ゴボゴボという異音が続く場合は、排水管の奥で詰まりが進んでいる可能性があります。

無理に薬剤を繰り返し流すより、プロに診てもらったほうが安全なケースも多いです。

まとめ｜排水溝トラップを外して掃除すれば、大掃除の満足度がぐっと上がる

風呂の排水溝トラップの外し方を知っておくと、年末の大掃除の効果が一段と高まります。

フタや目皿だけでは落としきれない汚れに手が届き、ニオイや詰まりの予防にもつながるからです。

この記事でお伝えしたポイントを、あらためて整理します。

年末の大掃除のついでに、ぜひ一度「排水溝トラップまで外して掃除する」ことを試してみてください。

日々の入浴時間が、今までよりもずっと快適に感じられるはずです。