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ウォシュレット取り付け完全ガイド|自分でできる方法と業者依頼の違い

トイレ

富士水道センター編集部

「ウォシュレット取り付けを安く行いたい」「自分で取り付けて失敗したらどのようなリスクがあるのか心配……」と悩んでいませんか?

本記事では、ウォシュレット取り付けのDIY施工方法と注意点をわかりやすく解説しています。

失敗しないためのポイントも紹介しているので本記事を参考にして、ウォシュレット取り付けを検討してみてください。

ウォシュレット取り付けの前に知っておきたい基礎知識

ウォシュレット取り付けの前に知っておきたい基礎知識 ウォシュレットを取り付ける前に、まずは基本的な構造や種類を理解しておくことが大切です。

便器のタイプやメーカーごとの仕様を知っておくと、作業中のトラブルを防ぎ、スムーズに取り付けられます。

ウォシュレットには「後付け型」と「一体型」がある

ウォシュレットは大きく分けて「後付け型」と「一体型」の2種類があります。

後付け型は既存の便器に取り付けられるタイプで、DIYでの取り付けが可能です。

比較的価格も安く、ほとんどの家庭に導入できる汎用性があります。

一方、一体型は便器と洗浄機能が一体化しており、専門業者による交換工事が必要です。

購入時にどちらのタイプかを確認しておきましょう。

なる取り付け条件を確認

TOTOLIXILPanasonicなど、主要メーカーはそれぞれ対応する便器の形状や設置条件を公式サイトで公表しています。

たとえば、便座の形が「普通型」か「大型」かによって、取り付けられるモデルが変わります。

また、給水位置や止水栓の向きもメーカーによって推奨が異なるため、購入前に寸法と仕様を必ずチェックしましょう。

ウォシュレットの寿命と交換の目安

ウォシュレットの平均寿命は約8〜10年です。

年数が経つと、ノズルの動作不良や水漏れ、温度調節の不具合などが起こりやすくなります。

古い機種を無理に修理するよりも、最新モデルへ交換した方が省エネ性能や節水効果も高く、長期的に見てお得です。

「取り付け」だけでなく、「交換」という視点でも計画を立てると良いでしょう。

ウォシュレット取り付け前に確認すること

ウォシュレット取り付け前に確認すること

ウォシュレットの取り付けに失敗しないためにも、以下の4点を確認しておきましょう。

  • トイレ室内のコンセント有無
  • 便器のタイプと寸法
  • ウォシュレット取り付けに必要な部品
  • ウォシュレット取り付けに必要な工具を準備する

それぞれ詳しく解説していきます。

トイレ室内のコンセント有無

ウォシュレットを取り付ける前に、トイレ室内にアース付きコンセントがあるかどうかを確認しておきましょう。

ウォシュレットは電気を供給しないと動きません。

コンセントがない場合は別途工事を行い、コンセントを設置する必要があります。

なお、コンセントは電源コード終端から80cm以内にあるかチェックしましょう。

延長コードを使用してウォシュレットに電源を供給すると、万が一水滴がかかった場合、漏電するおそれがあり大変危険です。

コンセントの設置費用は工事内容や施工業者によって異なりますが、一般的には7,000円〜2.5万円程度程度が相場。

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

トイレ室内にコンセントが設置されていない場合は、ウォシュレット取り付け前にコンセントを設置しましょう。

また、アース付きのウォシュレットの場合は、必ずアース線をつなぐようにしてください。

アース線の接続は、感電防止のための義務です。

参考:Panasonic

便器のタイプと寸法

ウォシュレット取り付けを失敗しないためには、便器のタイプと寸法を確認しておきましょう。

まず、ウォシュレット一体型便器とキャビネット式便器は、ウォシュレットの取り付けができないので注意してください。

組み合わせ便器はサイズによって取り付けできない場合があるので、自宅の便器に取り付けられるか事前にチェックが必要です。

詳しい内容は、TOTO「便器とウォシュレットの組み合わせ可否・ご購入前のチェックポイントと取付手順」を確認してみてください。

また、ウォシュレットを取り付けるスペース(寸法)に余裕があるかも確認しましょう。

取り付けたときに、左右の壁と便座のスペースが30cm以上確保できるか、ドアの開閉に問題がないかも確認してみてください。

他にもトイレの便器のサイズは、 大型サイズ(エロンゲートサイズ) と 標準サイズ(レギュラーサイズ) の2種類があります。

ウォシュレットを購入する場合、あらかじめ便器のサイズに対応しているものを購入しましょう。

ウォシュレット取り付けに必要な部品

ウォシュレットを自身でDIY取り付けする場合、以下の部品を準備しましょう。

  1. ウォシュレット本体
  2. ベースプレート
  3. 分岐金具(付属パッキン)
  4. リモコン
  5. 電池
  6. リモコン取付用の釘
  7. 取扱説明書

ウォシュレットの取り付け作業は、必要な部品が揃っていることでスムーズに進行します。

分岐金具やリモコン取付用の釘など小さな部品も重要なため、取り付け作業中に不足していると、あとで支障をきたすおそれがあるので注意してください。

DIYでウォシュレットの取り付けを行う場合、失敗しないためにも必要な部品の準備をしておきましょう。

ウォシュレット取り付けに必要な工具を準備する

ウォシュレット取り付けをDIYで行う場合、以下のような工具をあらかじめ準備しておきましょう。

工具

費用相場

・ウォーターポンププライヤー

・500円~3,000円

・モンキーレンチ

・500円~4,000円

・立水栓締め付け工具

・1,500円~3,500円

・各種ドライバー

・400円~3,000円

・シールテープ

・100円~1,000円

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

間違った工具を使用すると部品を破損させたり、正しく取り付けられなかったりとリスクが増えます。

一つひとつの工具自体は、1万円以内とそれほど高くはありません。

そのため、DIYでのウォシュレットの取り付けを行う場合は、適切な工具を準備しておきましょう。

ウォシュレットの交換方法と確認すべき6つのポイントを解説!

ウォシュレット取り付けを自分で行う9ステップ

ウォシュレット取り付けを自分で行う9ステップ

ウォシュレットの取り付けを自身で行う場合、以下の9ステップで進めましょう。

  1. 止水栓を閉めて水を止める
  2. 給水管を取り外す
  3. 分岐金具を取り付ける
  4. フレキシブル管を取り付ける
  5. 既存の便座を外す
  6. ベースプレートを取り付ける
  7. ウォシュレット本体を取り付ける
  8. 給水ホースを接続する
  9. 電源の接続・試運転をする

ただし、本記事で紹介するウォシュレットの取り付け手順は、あくまで一般的な流れになります。

詳しくは各製品の取扱説明書の指示にしたがって、進めるようにしてみてください。

止水栓を閉めて水を止める

ウォシュレットの取り付けを安全に進めるために、止水栓をしっかり閉めておきましょう。

止水栓を閉めることで、水道からの水の供給を遮断し、作業中の水漏れやトラブルを防げます。

止水栓にはハンドル式やドライバー式、内ネジ式などがあるため、種類に応じて適切に閉めてください。

止水栓をしっかりと閉めないと、水が漏れて周辺が水浸しになります。

作業がスムーズに進むように、止水栓の閉め忘れには注意しておきましょう。

給水管を取り外す

ウォーターポンププライヤーやモンキーレンチなどの専用工具を使用して、ゆっくりとナットをゆるめて給水管を取り外していきます。

給水管を取り外すとき、管から水がこぼれやすいので注意してください。

床が濡れないよう、雑巾やバケツなどをあらかじめ置いておくと便利です。

また、ナットやねじがくっついて、なかなか外れないときがあります。

DIY慣れしていない方だと、ねじ山を潰してしまい、使用できなくなる可能性もあるでしょう。

ムリだと思ったら取り外しを中止して、水道業者への依頼を検討してみてください。

分岐金具を取り付ける

給水管の取り外しが終わったら、ウォシュレットに同梱してある分岐金具を取り付けます。

取り付けの際は、ウォシュレット付属のパッキンを必ずはさむようにしてください。

分岐金具は、水をトイレタンクとウォシュレットの給水ホースへ適切に送る役割をもつ部品です。

分岐金具の取り付けは比較的簡単な作業ですが、正しく取り付けないと水漏れが起こります。

取り付け作業が不安な場合は、水道業者に依頼してみてください。

フレキシブル管を取り付ける

分岐金具の取り付けが終わったら、フレキシブル管を取り付けていきます。

フレキシブル管とは、ウォシュレット本体と給水管をつなぐホースのことです。

フレキシブル管を取り付ける際は、ナット部分にパッキンが入っているかを確認しておきましょう。

取り付け作業のポイントは、ポールタップ本体が回らないようにしっかり持ち、ナットを締めること。

傾いた状態で取り付けてしまうと接続が悪くなり、水が止まらない原因になるので注意してください。

また、フレキシブル管の取り付けは、やわらかいタイプの給水管ホースが使用されている場合は必要ありません。

フレキシブル管を購入する前に、取扱説明書で確認してみてください。

既存の便座を外す

フレキシブル管をつけ終わったら、既存の便座に固定してあるナットをゆるめ、便座を外していきましょう。

ナットをゆるめるには、ウォーターポンププライヤーやモンキーレンチなどの専用工具が必要です。

また、便座を外した後、便器側に汚れがあった場合は拭き取っておきます。

作業自体は、自身で行えますが、力仕事なので不安なら水道業者に依頼することをオススメします。

ベースプレートを取り付ける

便座の取付穴にゴム製の部品を差し込んだ後、ベースプレートをネジで締めて固定します。

ベースプレートには「ネジ式・ゴム式」の2種類あります。

ネジ式の場合はドライバーでの作業ですが、ネジ山を潰してしまわないように慎重に行いましょう。

また、ゴム式のベースプレートの差し込みを行う場合は、表面を水で濡らしておくと、差し込みやすくなります。

ベースプレートの種類に合わせて、取り付けを適切に行ってください。

ウォシュレット本体を取り付ける

ウォシュレット本体の取り付けは、各製品により仕様が異なります。

ベースプレートがゴム式の場合、カチッと音がするまではめ込むようにしましょう。

ネジ式の場合は、取り外した穴に本体を合わせて、便座を取り付けていきます。

ベースプレートに正しく取り付かなかった場合は、ウォシュレット本体を外し、設置位置を整えてみてください。

ベースプレートに合わせて適切にはめ込められれば、問題なくウォシュレット本体の設置はできるでしょう。

ウォシュレット本体を取り付けることは、比較的簡単な作業です。

しかし、取り付け方法を守らないとウォシュレット本体が正常に動作しなかったり、水漏れしたりトラブルが発生します。

ウォシュレット本体を取り付ける際には、必ず注意点を守るようにしてみてください。

給水ホースを接続する

給水ホースに関しても、各製品により取り付け方法が異なります。

分岐水栓に給水ホースの袋ナットを締めつけるタイプと、給水ホースを差し込んでクイックファスナーで止めるタイプなど、各製品によりさまざまです。

適切に接続しないとウォシュレットの機能が正常に働かず、給水の問題が発生します。

給水ホース取り付け時には、取扱説明書をしっかりと読んでおきましょう。

電源の接続・試運転 

給水ホースの取り付けが終われば、電源プラグを差し込み、電源が入るかを確認していきます。また、試運転時には水漏れがないかも一緒に確認してください。

とくに接続部がゆるむので、試運転前に再確認することが重要です。

万が一水漏れがあれば再施工を行い、水漏れを止めましょう。

問題がなければ以上の手順で、ウォシュレットの取り付けは完了になります。

ウォシュレットの取り付けを水道業者に依頼した場合の費用相場

ウォシュレットの取り付けを水道業者に依頼した場合の費用相場

業者にウォシュレットの取り付けを依頼する場合と、DIYを行う場合では、どれだけ費用に差が出るのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ウォシュレットの取り付けをしたときの相場は、以下のとおりです。

メニュー

自分で取り付け

水道業者に依頼

差額

基本取り付け費用

0円〜5,000円(工具購入費)

8,800円程(交換工事費)

3,800~8,800円程

※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

業者に依頼する場合、取り付け費用の相場は8,800円程度です。
自分で取り付ける場合は、工具の購入費用のみになるので、水道業者に依頼するより安くなります。
※記載の価格は参考価格です。実際の価格とは異なる場合があります。

しかし、自分で修理した場合、取り付け方法を誤り破損させるリスクがあるので、確実に取り付けをしたいときは水道業者に依頼してみてください。

ウォシュレット取り付けを自分でする場合のメリット

ウォシュレット取り付けを自分でする場合のメリット

ウォシュレット取り付けを自分でする最大のメリットは、修理費用を抑えられる点です。

水道業者に依頼すると、自分で修理するよりも費用がかかる場合がほとんど。

一方、DIYでの取り付けには、便座やウォシュレット本体、必要な工具を購入する以外に大きな費用が発生しません。

また、水道業者に時間を合わせなくともよいので、自分のペースで取り付けができます。

ただし、取り付けに関する知識や手順、必要な工具をしっかりと理解してから取り付け作業をはじめましょう。

安心して施工を行うためにも、事前にしっかり準備をしておくことは重要です。

ウォシュレットの交換方法と確認すべき6つのポイントを解説!

ウォシュレット取り付けを自分でする場合のリスク

ウォシュレット取り付けを自分でする場合のリスク

ウォシュレットのDIY取り付けは、適切な情報や工具を揃えなければ大きなトラブルを引き起こす可能性があります。

具体的には以下のようなリスクが考えられます。

  • 取り付けミスによる破損
  • 間違った部品の購入
  • 想定外の費用の発生

ウォシュレットは便座とは異なり、電気や給水を必要とするため、専門的な知識と工具が求められます。

取り付け中に既存の部品が破損したり、部品を間違って購入してしまったりなど、最終的にはウォシュレットの取り付けができず、水道業者に依頼するケースも少なくありません。

安く済ませようとDIYにせっかく挑戦したとしても、失敗してしまえば費用は余計にかかってしまいます。

以上のように、ウォシュレット取り付けを自分でする場合は、さまざまなリスクがあります。

安心してウォシュレットの取り付けを行いたい場合は、はじめから水道業者に依頼するようにしましょう。

賃貸住宅でウォシュレットを取り付けるときの注意点

賃貸住宅でウォシュレットを取り付けるときの注意点 賃貸物件にウォシュレットを取り付ける場合は、持ち家とは違い原状回復の義務があるため注意が必要です。

無断で工事を行うと、退去時のトラブルや修繕費の請求につながることもあります。

ここでは、賃貸で安全かつ確実にウォシュレットを取り付けるためのポイントを解説します。

管理会社や大家の許可を取る

賃貸では、まず管理会社や大家に事前確認を行うことが必須です。

ウォシュレットは水道や電気設備に関わるため、無断設置は契約違反となる可能性があるので注意してください。

「後付け型で原状回復可能である」「退去時に元の便座を戻す」ことを伝えると、許可が得やすくなります。

連絡時に伝えるポイントは以下のとおりです。

  • 後付けタイプを使う(穴あけ工事なし)
  • 元の便座を保管して退去時に戻す
  • 電気工事が必要な場合は専門業者に依頼する
  • 原状回復ができる取り付け方を選ぶ
賃貸でのウォシュレット取り付けは、原状回復が容易な方法を選ぶのが鉄則です。

市販の後付け型ウォシュレットは、便座の固定ボルトを既存の穴に差し込むだけで設置でき、壁や床を傷つけません。

本体の電源も既存のコンセントを使用すればOKです。

一体型トイレやコンセント増設を伴う工事は原状回復が難しいため、賃貸では避けましょう。

コンセントや電気工事に注意

ウォシュレットの取り付けにはアース付きコンセントが必要です。

延長コードやタコ足配線を使うと感電や漏電のリスクがあるため危険です。

もしトイレ内にコンセントがない場合は、電気工事士に依頼して専用回路を設置する必要があります。

工事を行う際も、管理会社の許可を取ることを忘れずに。

退去時の対応も想定しておく

退去時には、設置したウォシュレットを取り外し、もとの便座を取り付け直す義務があります。

また、取り外し時に給水管や止水栓を傷めないよう、慎重に作業しましょう。

DIYで失敗しやすいポイントと対処法

ウォシュレットの取り付けは比較的シンプルですが、注意を怠ると水漏れや電気トラブルにつながることがあります。

ここでは、DIYでよくある失敗とその対処法をまとめました。

初めて作業する方は、以下のポイントを押さえて安全に進めましょう。

給水ホースの取り付けミスに注意

最も多い失敗が、給水ホースの接続方向を間違えることです。 ホースのねじ込みが斜めになっていたり、パッキンがずれていると水漏れの原因になります。



接続時はねじ山をしっかり合わせ、手で軽く締めてからモンキーレンチで半回転ほど増し締めするのがコツです。

締めすぎるとパッキンが潰れるため、力加減にも注意しましょう。

止水栓を閉め忘れると大事故に

取り付け前に止水栓を閉め忘れると、給水管から水が勢いよく噴き出してしまいます。

必ず作業前に止水栓を完全に閉じ、タオルやバケツを用意しておきましょう。

また、作業後は必ず「ゆっくり開けて水漏れを確認」するのが基本です。

電気配線・コンセント周りのトラブル

ウォシュレットは電化製品です。

延長コードやタコ足配線を使うと、漏電や発火の危険があります。

アース付きコンセントを使用し、濡れた手でプラグを抜き差ししないようにしましょう。

もしトイレ内にコンセントがない場合は、電気工事士に相談してください。

ウォシュレット取り付けによくある質問

ウォシュレット取り付けによくある質問

ウォシュレット取り付けによくある質問を8つ厳選して集めました。

  1. 引っ越し後のウォシュレットはどうすればいいですか?
  2. 賃貸のウォシュレットの耐用年数はどれくらいですか?
  3. 賃貸でもウォシュレットを取り付けて大丈夫ですか?
  4. 自分で取り付けても問題ありませんか?
  5. 退去時にはどのように対応すればいいですか?
  6. 取り付けの際に壁や床に穴を開ける必要はありますか?
  7. 許可を取るとき、管理会社に何を伝えればいいですか?
  8. ウォシュレットの取り付け工事にかかる時間は?
  9. ウォシュレット取り付けにオススメのお店はありますか?

ウォシュレット取り付けを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1. 引っ越し後のウォシュレットはどうすればいいですか?

賃貸物件でウォシュレットを設置した場合、退去時には元の便座に戻さなければならないことが多いです。

そのため、ウォシュレットの取り外しと入居時の便座に戻す作業が必要になります。

元の状態に戻す作業には、部品や工具の費用、場合によっては水道業者への依頼費用が発生します。

賃貸物件にウォシュレットを後から取り付けている場合、追加費用や作業が必要になるのを考慮して、早めに引っ越しの準備をしておきましょう。

Q2. 賃貸のウォシュレットの耐用年数はどれくらいですか?

賃貸物件にかからわず、ウォシュレットの耐用年数は、一般的に約10〜15年程度と言われています。

参考:TOTOリモデルサービス「気になるトイレの『 交換時期(目安) 』について」

ただし、使用頻度や環境によって、耐用年数が短くなる場合もあるでしょう。

ウォシュレットは古くなってくると、最新の製品と比べて機能や快適さが劣ります。

そのため、賃貸に設置されているウォシュレットが古い場合は、大家さんや管理会社に相談をしてみて交換を検討してみるとよいでしょう。

Q3. 賃貸でもウォシュレットを取り付けて大丈夫ですか?

はい、賃貸でもウォシュレットを取り付けることは可能です。

ただし、事前に大家や管理会社の許可を得る必要があります。

ウォシュレットは電気や水道に関わる設備のため、無断で設置すると契約違反とみなされる場合があるためです。

元の便座は捨てずに保管しておき、退去時に原状回復できるようにしておきましょう。

Q4. 自分で取り付けても問題ありませんか?

一般的な後付けタイプのウォシュレットであれば、DIYで取り付けられます。

ただし、アース付きコンセントがない場合は電気工事が必要です。

感電や漏電のリスクがあるため、配線や電源まわりに不安がある場合は、水道・電気どちらも対応できる専門業者に依頼するのが安心です。

Q5. 退去時にはどのように対応すればいいですか?

賃貸では原状回復の義務があるため、退去前にウォシュレットを取り外し、もとの便座を取り付け直す必要があります。

Q6. 取り付けの際に壁や床に穴を開ける必要はありますか?

多くの後付け型ウォシュレットは既存の便座ボルト穴を利用するため、新たに穴を開ける必要はありません。

ただし、電源コンセントがない場合は新設工事が必要になることがあります。

コンセントの追加工事を行う場合は、必ず管理会社へ確認を取りましょう。

Q7. 許可を取るとき、管理会社に何を伝えればいいですか?

管理会社には、以下の3点を伝えておくとスムーズです。

  • 後付けタイプのウォシュレットで、原状回復が可能であること
  • 電気工事(アース付きコンセント)の有無
  • 退去時にもとの便座を戻す予定であること

この3点を明確に伝えておくことで、トラブルを防ぎ、安心して取り付けが進められます。

Q8. ウォシュレットの取り付け工事にかかる時間は?

ウォシュレットの取り付け工事は水道業者が行う場合、大体30分〜2時間程度かかります。

取り付けの時間は、トイレの状態やウォシュレットのタイプ、作業者の経験やスキルによって変わります。

既存の便座を取り外して、新しいウォシュレットを取り付けるだけの場合なら、30分程度で完了するでしょう。

しかし、コンセントの設置が必要な場合や水道の接続部分に問題が発生したときなどは、2時間以上かかる可能性もあります。

Q9. ウォシュレット取り付けにオススメのお店はありますか?

ウォシュレット取り付けには、家電量販店と水道業者に依頼する方法があります。

以下にそれぞれの表を記載します。

店舗名

ウォシュレット取り付け工賃(税込み)

ヤマダ電機

・5,500円〜

ビックカメラ

・6,600円~

ケーズデンキ

・要問い合わせ

エディオン

・7,700円(税込)〜

ヨドバシカメラ

・3,300円(税込)〜

※2023年8月時点

ウォシュレットは電気製品であり、水漏れや故障のリスクが高いため、専門的な知識と技術が必要です。

家電量販店は、気軽に頼めて安いですが、難しい修理や取り付けなどには対応できない場合があります。

一方、水道局指定業者なら難しい取り付けにも対応しており専門性が高いです。

ウォシュレットの取り付けを含め、水回りのトラブルに備えたい方は、水道業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

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ウォシュレットの取り付けを確実にしたいなら水道業者に依頼しよう

ウォシュレットの取り付けは、基本的な手順を守ればDIYでも可能です。

ただし、便器の形状や給水位置、電源コンセントの有無によっては業者による設置が必要になるケースもあります。

とくに賃貸住宅では、大家や管理会社の許可を取り、原状回復できる後付けタイプを選ぶことが大切です。

DIYを行う場合は、止水栓の閉め忘れやホースの締めすぎによる水漏れ、延長コード使用などの電気トラブルに十分注意しましょう。 安全に作業するための道具を揃え、少しでも不安があるときは水道局指定業者に相談するのが安心です。

富士水道センターでは、ウォシュレットの取り付けから撤去・交換・点検まで一括対応。

即日対応・見積り無料で、賃貸・持ち家問わず最適な設置方法をご提案しています。

記事の監修者

島尻 博富士水道センター

水道工事や各種水回りの修理に従事して35年間。大規模修繕工事の計画~実施までの対応も可能。保有国家資格(給水装置工事主任技術者、一級管工事施工管理技士、一級建築配管技能士)。2023年1月25日放送 テレ朝スーパーJチャンネルで強烈寒波の報道に出演。

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